企業側もこの通り、注意喚起していますね。
が、しかしその中の一部はもともとあるサービスによってつくられた悪意のないものであるようです。
□ 模倣サイトとして各所から注意喚起が出されているサイトは、模倣サイトではなくAnonymous Proxyサービスと呼ばれるもの - Togetterまとめ
どういったサービスかというと。
Anonymous Proxyサービスは、自分のIPアドレスをWebサイト側に知られたくない場合や、アクセスブロックを回避するために使用され、任意のURLを入力するとProxyとして代理アクセスし、レスポンスを表示する。
— 北河拓士 KITAGAWA,Takuji (@kitagawa_takuji) 2014, 8月 23
もう少し詳しく説明すると、直接サイトにアクセスすると、サイト側にmixiでいう、「足あと」のようなものが残るのが嫌だと感じている人が、
(またはアクセスブロックされてしまい目当てのサイトの情報が見れなくなってしまっている人)
その人に変わってサイトを見に行ってきて、そこに表示された内容を表示してくれるサービス。
です。
つまり、表示されている内容は模倣ではなくそのサイトそのもの、
Googleなどが残すキャッシュにもにていますね。
このサービスによって作られたページを模倣サイトとして注意、喚起している可能性もあるようなのです。
中には本当の模倣サイトも含まれるわけですから、もともとそういったサービスがあったとしても注意することに越したことはないわけです。
そもそもからして「Anonymous Proxy」なんていうわけの分からんサービスはこんなこと言ってはなんですがやっぱりちょっと怖い。
大手企業が声を大にして通常のサービスにより作られたページを模倣サイトと言っているのは確かにちょっと恥ずかしいかもしれませんが、常に最悪の事態を見越した動きとしては別に問題のある対応では無いと感じますがどうでしょうね。
参考)NTTグループや楽天が発表した模倣サイトについて調べてみた - piyolog