□ Facebook、無断で行った情動感染実験について謝罪・釈明 - ITmedia ニュース
この実験を行ったのはFacebookがユーザーに与える感情的な影響について気に掛けているからだと強調した。「ポジティブなコンテンツ(いわゆるリア充なコンテンツを含む)を見ると人はネガティブに感じたり、仲間はずれにされた気がするという懸念について調査する必要があると考えた」という。
また、この実験は2012年初頭に行われたもので、ニュースフィードの操作の対象となったのは全ユーザーのわずか0.04%(2500人に1人)であり、実験実施期間はわずか1週間、投稿は完全に非表示になったわけではなく、友達のタイムラインには表示されていたと釈明した。
情動感染実験というのは、具体的には、ある一定のユーザーにだけ一部のコンテンツを表示させないといったような試みだったようです。
確かに対象のユーザーに対して無断でこういった実験をするのは問題あるかもしれません。
が、そもそも、Facebookにおいては全ユーザーに対して均等に情報操作が行われているんですよね。
実は、いつも見ているフィードですが、ここには全員の最新情報が表示されているわけではありません。
どういったアルゴリズムかは不明ですが、交流する機会の多い人や親しい人などを優先的にフィードに流すような仕組みになっています。
つまり、あまり絡みのない人なんかだとタイムラインを更新してもフィードから外されてしまうようなんです。
最近はフォローのシステムができたので見逃したくない人は明示的にフォロー、逆に友達になっていてもあまりタイムラインに興味が無い人はフォローを外すことて多少対応できるようになりましたが、Facebook側で勝手にフィード操作するのかちょっとやな感じでした。
もっとも、それが嫌ならフィードの設定を「最新情報」に変えてあげればいいんですけどね。
その分、大量のフィードが流れてくるようになってしまうかもしれませんが。
まあ、そんなFacebookですからこれくらいはやっていて当然。
もっとも、誰も指摘をしないと歯止めが聞かなくなってとんでもないことやり始めないとも限らないので、やっぱり、こういうことは指摘してあげないといけない。
そして、時には糾弾といえるほどの勢いで指摘することも必要。
鼻で笑っちゃあいけませんね。それなりに効果あると思いますよ。
自分はやらんですけど。