原発事故から3年以上たった今、いつの間にか東電が再びやりたい放題のようです。

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 東京電力の家庭向け電気料金が6月、沖縄電力を抜いて全国で最も高くなる。(中略)
業界関係者は「本土と沖縄の料金が逆転するのは、聞いたことがない」と驚く。

東電料金、沖縄抜き全国最高に 原発事故後の値上げ響く(朝日新聞デジタル) - 写真 - Yahoo!ニュース via kwout


沖縄ってのは本土からの送電システムがないらしく、原発に頼らない独自の発電システムを導入し、沖縄電力として運営しているようです。
そのため、原発併用の一般的な他の電力会社よりもどうしても料金が高くなってしまうみたいですね。
□ 沖縄電力

そんな沖縄電力を東京電力が料金で越えてしまうという話。
6月からだそうですので、もう、目前です。
専門家によると、東京電力が料金で沖縄電力を超えるというのは未だかつて無かった異常事態みたいですね。

「事故を起こしておいてそれはないだろう」という声も聞こえてきそうですが、
「事故を起こしたからこそ、原発依存を辞めるために料金を上げている」と考えてみてはどうでしょう?

もっとも、今現在動いている原発はゼロ(大飯原発も現在定期点検のため稼働停止中)なので、
そういう意味では他の電力会社も同様であるといえるかもしれません。
ただ、やはり、事故に対しての復旧コストは並ならないものであると考えられます。

まあ、いずれにしてもこれからどういった動きを東京電力が見せていくのかは重要でしょうね。
心を入れ替え、新しい「東京電力」となっての値上げか?
以前同様、利権だけで成り立っている「東京電力」としての値上げか?
徐々に判断していくしかないでしょう。

人は時間が経つと、いろいろな意味で楽な方を選んでしまいがち。
おそらくそれは企業でも同じだと思います。
したがって「東京電力」にはこれからも色々なところで意見していくことが必要だと思います。

なんだかんだ言って電気無くなっちゃうと何も出来ないし、我々小市民にできることといえばそれくらいです。
幸いにもインターネットが普及したおかげで、小市民でもそれなりに影響力のある発言ができるようになってきましたしね。