ゴールデンウィーク中に「埼玉県こども動物自然公園」に行ってきました。
以前も記事にしたようにもう、なんども行っている動物園なのですが、
行く度にその道中にある「足利基氏の館跡」という表示が気になっていました。
そこで、せっかくなので帰りに立ち寄ってみようということになりました。
実は、お目当ての「足利基氏の館跡」にはたどり着けませんでした。
というか、気付かずスルーしてしまっていたようです。
「足利基氏の館跡」が気になる方は以下のブログで紹介されていますのでぜひ、読んでみて下さい。
□ 埼玉県東松山市、足利基氏の館跡です!! - ビーズうさぎのハナちゃんです!!
やがて比較的広い道路に出るのですが、無視して突き進むと、
石畳風となった道路の左右に木の大きな看板(表札?)が並んだ不思議な地区に入っていきます。
さらに進んでいくとお寺の門が見えてきました。
お寺の門を少し行くと左側に駐車場があったので、そこに止め、一周りしてみることに。

お寺の入口「仁王門」
あとで気づいたのですが「埼玉県こども動物自然公園」を出たら帰る方向の逆、
左に折れるかたちで登って行くと、もっと停めやすい無料の駐車場が道路の右側にあります。
皆さんが来るときはそちらを使ったほうがいいと思います。

この看板が見えたら右、地図で言うと以下の場所に駐車場があります。
お寺の名前は「正法寺」といいます。
「正法寺」というのは色々なところにあるお寺でここは「岩殿山正法寺」といいます。
一般的には「岩殿山観音」として知られているようです。
最初の門(仁王門)には二体の仁王像が飾られていました。

仁王門から登っていく階段は急で大変ですが登った後の景色は格別です。

一番上から下方面の景観。

お寺の鐘楼が高台の一番見晴らしのいい場所にあります。
きっと、ここから鳴り響く鐘の音は多くの町の人達の耳に入ってくることでしょう。
お寺は切り立った崖の中にあり、その崖にはお地蔵様が何体も設置されていました。


本堂。後ろは切り立った崖です。
ここにはとっても大きな銀杏(いちょう)の木がありました。
秋口、紅葉の季節に行ってもきれいなんじゃないかなぁと感じましたね。


さて、ここからさらに上に向かいます。
左側に車の通れる道と山道に近い階段があり、自分たちは階段を使って上へ行くことに。
なお、車の通れる道を行くと途中トンネルがあり、抜けたところの大通りの先で階段で行き着く場所と合流できます。
ちなみに、トンネルを抜けたあと、大通りに出ずにさらに上へ向かうと「六面幢」があります。

ここには人工的とも思える洞穴が幾つかありました。
ひょっとして、「吉見の百穴」のような歴史的価値の高いものだったりしません?

話を戻します。
階段を上がり切ると車も通行している大きな通りに出ます。
ここが先ほど紹介した駐車場とほぼ同じ場所で、ここから道路を横切ってさらに登って行くと「物見山」です。
つまり、駐車場に止めた場合は下に降りると「岩殿山観音」、上に上がると「物見山」ということになります。
物見山は景観はもちろん、ツツジがとても綺麗に咲いていました。

物見山からの景観。夜景も綺麗そうです。

様々な種類のツヅジが咲いていました。

ツツジと景色をまとめて。
なお、この辺り一帯は「物見山公園」となっていて、今回紹介する「岩殿山観音」と「物見山」以外にも「平和資料館」や「地球観測センター」などもあるようです。
紹介したように、景色は抜群、雰囲気もありますし、季節に寄っては花や紅葉も楽しめる。
無料の駐車場もありますし、ゴールデンウィーク中でもめちゃ空き。
メインで行くにはちょっと物足りないという方は、「埼玉県こども動物自然公園」と合わせて来てみてもOK。
埼玉県北にこんないいスポットがあったとは知りませんでした。
今度は、秋にでもまた来てみようかなぁと考えています。