与沢さん、これからです!
□ 『ご報告』|与沢翼公式ブログ
2013年8月期決算の法人税、住民税、及び事業税2億5千305万の支払いのうち約1億1千万円並びに2012年8月期の修正申告分の税として8940万7200円を追加で計約2億円支払い、並びに2014年8月期決算予定納税の一部を支払い、フリーエージェントスタイルの資金が完全にショートしました。
そのため、今日時点において、既にフェラーリ、ロールスロイス、ベントレー3台を売却し、住宅なども全て解約しております。
また、今の資金量に照らし会社全体に膨大な経費がかかっており、返済余力が今後生じないと判断し、月額500万円の固定家賃削減のため、フリーエージェントスタイル本社の黒崎ビル(六本木4−1−4)を4月30日付けで退去致します。
今後は、西新宿のアイランドタワー41階別のグループ会社内に移転し、FASともどもグループ全体の再建を図っていきます。
なお、フリーエージェントスタイルは破産せず、残額の税等を全て支払うため、最後まで諦めず、少数ながら私の独力を中心に、事業を継続致します。
滞納1億超ということで国税から管理を受けており、現在連絡を取り合い、支払いを継続しております。
(中略)
酒と見栄と女に狂った典型的なアホ経営者です。
全て私が悪いです。
(中略)
売り上げる力、多少あったけれど、管理する能力なし。
実は、この人に関しては個人的には全く興味がありませんでした。
が、今回のこの騒動を経て、ちょっと興味が出てきました。
本当に簡単に説明すると、
- お金を儲け過ぎたのはいいが、税金のことを考えていなかった。
- 事業でも失敗が続き、今までのような大きな収益は望めなくなってしまった。
- したがって、お金儲けのふりをするのはもう無理だと判断。
これからは、税金を払いきることを念頭に、地道に稼ぐ道を目指すそうです。
でも、そんなに大きな額、地道に稼いで返せるのでしょうか?
ここからは自分の推測もかなり入ってきます。
おそらく、ネオヒルズ族のビジネスモデルはアフィリエイトを中心としたネットビジネス。
アフィリエイトや情報商材を軸に、多くの人を巻き込んで大きくなっていったのでしょう。
つまり知的商材、どちらかと言うと「かたち」のないものが中心のビジネスモデルだった。
一方、ビルズ族の場合はネットサービスやWebサイトを軸に大きくなっていったわけです。
こちらは、サービスやサイトとしてしっかり「かたち」が残り、それを軸に広くビジネスを展開していった。
(「かたち」=「もの」ではありません。「もの」はもっと強いと思います)
ここの違いが大きいと思います。
つまり、ネオヒルズ族においてはより博打に近いビジネスモデルだったのではないかと思うわけです。
もちろん、アフィリエイトなどはある程度の収益は見込めるビジネスモデルだとは思います。
ただ、根本にあるのが与沢氏自身も
軸がないのにマーケティングだけで売れてしまうと人格が崩壊します。とブログに書いているように、
軸(かたち)のない「マーケティング」という知財が主たる商品だったわけです。
これだから、エセ成功者と言われてしまっても仕方がない。(いわれてない?)
そんなこんなで再び人生をリセットすることになった与沢翼氏ですが、
果たしてどのようにしてこの苦境を乗り切るのかに注目していきたいと思います。
今までも何度もそういった状況を乗り切ってきている(らしい)与沢氏だけに、期待しています。
頑張ってください!
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