考えてみればうちの連中も、電子書籍の方が安いって言ってるのに単行本買いまくってます。
雑誌も然り。娘なんて毎月「ニコラ」買ってますもんねぇ。。

□ 16歳から24歳の約3人に2人が電子書籍より紙の本を好むことが判明 - GIGAZINE

本


以前、「紙はなくならない」といった記事を書いたと思いますが、まさに確証を得たといった感じでしょうか。
ちょっと視点は違うかもしれませんけどね。

このときは「紙に文字を書く」という文化は絶対なくならない、だから文字の書かれた紙の集まりである「本」は無くならない。と言った趣旨のことを書いていたと思います。
ところがそもそも、「本」自体が人間のDNAに染み付いた文化であるということが証明されたといってもいいでしょう。
だって、すでに電子書籍に触れている年齢層の人たちであっても紙の本を好むということですから。

リンク先GIGAZINEの記事では年齢層が若いとは言え、電子書籍の良さを知り得ていない層が多かったような内容も書かれていますが、実際、電子書籍の売上は落ち込んでいるみたいですし、
一時的なブームと便利さで電子書籍が大きくシェアを伸ばしてきたところ、やっぱり「紙」と紙戻りした人も結構いるんじゃないかなぁと思います。

もちろん、便利さで言えば電子書籍の方が一台に何百冊と詰め込めるので便利ではあるのでしょう。
ただし、本質的な部分で紙でなければならない本も多いんじゃないかと思います。
コレクションとしての書籍などはそうでしょうし、絵本なども電子書籍では再現できないんじゃないでしょうか。

いずれ、学校で使われる教科書が電子書籍化するんじゃないかと思いますが、そうなったとしても紙の本のほうが好まれ続けるでしょうね。