なんて言わずに、モーションエディタもボーンツールを使ったインバースキネマティクス(IK)も他の動画ツールに同じ機能はありますので、せっかくだからやっておいた方がいいですよ。
□ Flash Professional CCで何が変わったのか
□ Adobe Community: 【参考文書】Flash Professional CCで削除された機能の一覧
学校で現在Flashを教えています。
モーショントゥイーンを中心にここまででほぼ9割終了しているのですが、テキストにモーションエディタやボーンツールによるインバースキネマティクス(IK)なども載っているのでそれぞれ時間を作り2時間ずつやりました。
これが意外と受けがよく、積極的に取り入れてみようという生徒さんが多いです。
ただ、個人的にはモーションエディタもボーンツールもそこそこ使えればOKだと思っています。
というのは、Flashの最新バージョン「Flash CC」に置いて、モーションエディタ及びボーンツールがなくなってしまったから。
詳しくは上記リンク先より引用。
24. 削除された機能 ActionScript 1、2のサポート TLFテキスト モーションエディター ムービーエクスプローラー プロジェクトパネル プロファイラー Device Central プロジェクタ書き出し SWF/Fireworks PNG/BMP/TIFF/DXFの読 み込み AIFF/AU/ASNDの読み込み 印刷 オブジェクトレベルの取り消し ツールパネルのカスタマイズ ステージからライブラリまたは他のアプリ ケーションへのドラッグ&ドロップ IK/ボーンツールまあ、ずいぶんと思い切ったダイエットをしてくれたもんです。
25. 削除された機能 パターン描画ツール/スプレーブラシツール アクションパネルのツールボックス スクリプトアシスト Kulerパネル ビヘイビアーパネル ストリングパネル 外部エディターで編集 JSFLのコードヒント 条件付きコンパイルのUI 自動保存 ステージでのVideo Playbackプレビュー ビデオのキューポイント作成 FXGの読み込み/書き出し ファイル情報(XMPメタデータ) スペルチェック CSXS スクリーンを共有
個人的にはHTML5書き出しに対応させるための前準備であると予測していますが、実際はどうなんでしょう?
もっとも、モーションエディタもボーンツールもFlashからは無くなっても別の動画編集アプリには付いているので、その入門としてやってみるのはいいと思います。
が、しかし、本家Flashの最新版で無くなってしまったというのは大きい。
せっかくやる気になっている生徒さんのモチベーションを下げさせてしまうわけにもいかず、なかなか「Flash CCでなくなっている。」とは言えずに困ってます。
そもそもからして、自分たちがFlashバリバリやっていた頃はボーンツールやモーションエディタどころか、モーショントゥイーンの仕様自体違ってました。
とっても使いづらいモーショントゥイーンだったことを覚えています。
そんな時代ですら(だからこそ?)多くのFlashサイトが生まれてきたわけです。
つまり、Flashにおいてはモーションエディタもボーンツールもいらないといえばいらないんですね。
ただし、繰り返しますが、学んでいて損することはありませんので、「Flash CC」でなくなってしまうツールであっても、しっかり学んでおくことは需要。
Webデザイナーだけではなく、動画編集という道も開けてくることでしょうね。