Wi-Fi(ワイファイ)に変わるかもしれない技術としてLi-Fi(ライファイ?)というのが中国で研究されているようです。
また中国か?とお思いの方もいるかもしれませんがこれからは時代は中国かもしれませんね。

Wi-Fiに替わる新たな技術、光で通信するワイヤレス接続「Li-Fi」  | Techable
Wi-Fiのようにラジオ波を使うのではなく、「Li-Fi」は“光”を使用した通信方法だ。LED電球が光を発し、その明滅によって情報を伝達するという手法である。明滅スピードは、秒間に数十億回という非常に速い速度で、人間の目には視認できないほど。そして、パソコンやモバイルデバイスに設置された特殊なカメラセンサーが、光の明滅をキャッチし、データを解析するという仕組みだ。
光は、Wi-Fi信号の10万倍の周波数があり、通信速度も10倍の速さを誇る。しかも電球を使った通信をするのに、今のところ特にライセンスや許可も必要ないため、誰でも自由にこの通信方法開発に取り組むことができる点も、大きなアドバンテージだろう。

ユビキタス


原理としては人の目には判断できないくらいの光の点滅をデジタルの0と1に置き換えて通信をするというかたちのようです。

現実的に考えてこれは色々難しそうな気がします。
光を感じるところにいないといけないところや、他の光に干渉されやしないか等。
微弱な光の強弱を読み取れる仕組みがあるのでしたら可能性なきにしもあらずな気もしますが、
電波に比べたら届く範囲が限られそうですし、光源や受信側などにも物理的な工夫が必要な気がします。

でも、以前は置くだけ充電なんて無理なんて思っていたのができてしまったように、人の技術はとどまるところを知りません。
いずれは、 「Li-Fi(ライファイ?)」が「Wi-Fi(ワイファイ)」に取って代わる時代がくるかもしれませんね。

□ LEDの光を使った超高速通信「Li-fi」で将来的には10Gbpsの通信が可能に - GIGAZINE 
LED電球を用いて超高速通信を可能にする新しい超高速通信規格「Li-fi」の研究が、イギリスで複数の大学の合弁事業として進められています。
BBC News - 'Li-fi' via LED light bulb data speed breakthrough
http://www.bbc.co.uk/news/technology-24711935
「Li-fi」は、エディンバラ大学セント・アンドルーズ大学ストラスクライド大学オックスフォード大学ケンブリッジ大学の合弁事業の研究として進められており、EPSRC(物理科学研究委員会)からの資金援助を受けています。
こちらの記事ではイギリスの複数の大学とありますね。はて?