とりあえず、2ちゃんねるのどの場面で出てきたかをまずは紹介します。
□ ★DBサイト 第一使徒 ryushutu-2ch→形態崩壊 →av-colle... : 2chデータ●Tor流出関連コピペまとめ保管庫 - NAVER まとめ
★流出サイト
超大型巨人 Tor →打つ手なし
鎧の巨人 Torrent→打つ手なし、偽データ放流
女型巨人 ウェブ魚拓 →削除済み
7メートル級 onasu.info →逮捕待ち
個人情報が流出された場所を「進撃の巨人」の巨人で言い表しています。
「TOR」が最強、「torrent」がその次、「Web魚拓」、そして「onasu.info」となっています。
ちなみに「torrent」ってのはかつての「WinMX」や「Winny」みたいなファイル共有システムのようです。
「Web魚拓」はWebサイトをキャッシュしておくシステム。元(オリジナル)が消されても残ります。
「onasu.info」ってのは個人のブログみたいですね。既に閉鎖されちゃっていますが。
それでは、最強の「TOR」ってのはなんでしょう?
ファイル共有システム以上に強力なものが存在するのでしょうか?
といったところでWikipedia。
□ Tor - Wikipedia
Tor(トーア、The Onion Router)は、TCP/IPにおける接続経路の匿名化を実現するための規格、及びそのリファレンス実装であるソフトウェアの名称であり、P2P技術を利用したSOCKSプロキシとして動作する。ノリで「プロキシはもう古い」なんてタイトルにしてしまいましたが要はプロキシ(プロクシ、串)みたいです。
で、どんなことができるかというとつまり、「接続経路の匿名化」です。
通常はIPアドレスなどから発信元はだいたい分かるのですがTORを使うとそれを、まさに玉ねぎのように多くの皮(プロキシサーバー)で囲み隠すことで、身元をわからなくしてしまうようです。
で、その技術を使ってどうやってファイルを公開するのかというと、別に各種サーバーを用意する必要性がありそう。
この辺りがTORを使ってファイルを公開(交換)するときの手法につながってくるのでしょう。
Torの特徴として、身元を明かさずに各種のサーバ(Webサーバ、メールサーバ、IRCサーバなど)を運用することが可能である。 これは、.onionの識別子を持つ、特殊な疑似アドレスを持たせることにより、特定のIPアドレスと結びつけることなく、Torを実行させているノード同士が接続することができる。
これは、あらかじめ指定したノード(多くの場合はランダムに指定される)をランデブーポイントとして指定することにより、点から点への暗号化接続を行う。
なお、「TORプロジェクト」のサイトからアプリをダンロードしインストールすることで、Firefoxのプラグインとして比較的簡単にTORが使えるようになっているみたいです。
こちらのサイトに詳しく載っていますので、今度、機会かあったら実際使ってみてレポートしてみようと思います。
□ 一番簡単なTorの使い方 : メカAG
まあ、これで一先ず上辺だけですがTORも理解できたということになりますでしょうか。
以前ネタにした「情弱チェックリスト」にTORに関しての記述がありましたが、これでその項目もクリア。
晴れて情弱ではないと胸を張って言えるようになりました。
いや、実際使ってみないとわからない部分もあるでしょうからまだまだでしょうねぇ。