少女漫画ってどうも先入観があって愛だの恋だのってのは付き物だと思っていたんです。
「君に届け」なんてのはまさにそんな漫画でこれぞ少女漫画と言った感じ。
「デカワンコ」なんかはそんな中でも異彩で男子が読んでも楽しめる漫画なんじゃないかなぁ。 
で、きょう、紹介するのは「ちはやふる」。
これがなめていたのですがなんと「ドカペン」や「キャプテン翼」、「スラムダンク」と同じようなスポ根漫画だったのです。

なお、なぜこんなに少女漫画に関しての知識が豊富かというと決してマニアというわけではなく、娘がこのところ買いまくってるからです。
図書券なんてもらっても全部漫画ですね。


で、どんなスポーツを題材としたスポ根漫画かというとこれがなんと「かるた」。
「かるた」といっても「あ」の札、「い」の札などというのではなく、百人一首を使った競技かるたのことです。
 
え!「かるた」ってスポーツ?なんて思う人もいるかもしれません。
自分もこの漫画を読むまではそういった人たちのうちの一人でした。 
が、それがこの漫画を読んで変わったんです。

「かるた」は頭と体を使う立派なスポーツです。
スタミナ、反射神経等、体力に偏りがちな一般のスポーツとは違い、
記憶力や洞察力、判断力等、知力も加わることで老若男女別け隔てなく行える競技となっています。

そんな「競技かるた」に魅入られたモデル並みの容姿を持ちながら全くモテない女子高生「綾瀬千早」が主人公。
彼女がかるたを始める切っ掛けとなった天才「綿谷新」や一緒にかるた部を立ち上げた「真島太一」の3人を中心に、個性豊かな数多くの登場人物が登場します。
仲間やライバル、そして勝ち、負け、涙し、喜び、そんなまさに「スポ根」ドラマが繰り広げられるのです。 

なんていうのを今さら記事にするのもお恥ずかしい話なのですが、漫画は現在も連載中、アニメ(2まで)も日テレオンデマンドや日テレプラス(CS放送)で見ることができますので、もし、今まで少女漫画だからと触れて来なかった方がいたとしたら、是非、読んでみること、見てみることをおススメします。
ドカベンやキャプテン翼、スラムダンクなど、スポ根系漫画が好きな人は絶対ハマると思いますよ。 

ちなみにあまり主人公押ししない自分ですがこの漫画に関しては「千早」押し。
現役モデルのお姉さん「綾瀬千歳」も捨てがたいですが自分の容姿に全く気づいていないところがいいですねぇ。

□ BE・LOVE|ちはやふる|作品紹介|講談社コミックプラス
□ ちはやふる (日本テレビの公式サイト)

【追記】
かみさんにこの記事の話したら「ちはやふる」のメインテーマは三角関係でこれもりっぱな恋愛漫画だと言われました。
なるほど、女性目線だとそうなるんですね。