ってか、Flashがもはやどうなのかという話にもなっていますが、以前から言っているようにswfファイルだったらまだしも、Flashはなくなりません。
で、再度言いますがFlashといえばもはやモーショントゥイーンなわけです。
他にもボーンツールを使ったインバースキネマティックや普通のパラパラ漫画の要領でつくるキーフレームアニメーションなんかがFlashの動画部分を司っているわけです。
そんな中で地味ながら渋い存在なのがシェイプトゥイーンです。
初期のFlashからありながらもその存在はあまり表立った取り上げられることもなく、
無くなりはしないものの脚光も浴びないアニメーション。
モーショントゥイーンではオブジェクトの動きや色、拡大率や擬似3D変形などを変化させることができますが、
シェイプトゥイーンはそのものの形自体を変えてしまうことのできるアニメーションなのです。
で、このシェイプトゥイーンですが今ひとつ思い通りになってくれない。
そんなときにどうしたら良いかが今日のお話です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
シェイプトゥイーンをどうやってつくるのかは端折ります。
注意すべき点はシンボルには設定できないところでしょうか。シェイプにしか設定することはできません。
まあ、その名もズバリシェイプトゥイーンですからね。
簡単に言うとタイムライン上にシェイプトゥイーンを作ったら、形を変えたシェイプをそれぞれフレーム上に置いてあげれば基本OKです。
ただ、そのままだと、上記のように今ひとつ微妙な動きになってしまいます。
なんか、回っているようん感じに見えちゃいますよね
そんなときに使うのが「シェイプヒント」です。
シェイプヒントはシェイプトゥイーン上のシェイプを選択して「修正」→「シェイプ」→「シェイプヒントの追加」で追加することができます。
で、これを何度か繰り返してそれぞれ変形前と変形後のシェイプに定点を設定してあげます。
例えば以下のようにします。
すると、シェイプトゥイーンが希望通りの動きになってくれます。
この機能をうまく利用するとこんなことも可能です。
月の満ち欠けをシェイプトゥイーンで作ってみました。
意外とハマると面白いシェイプトゥイーン。
使わない手はありませんよ。