食べログに批判的な意見ばかり書いている人いますよね。
個人的にはそういう人の意見はあまり信用しないようにしています。
そういう人に限ってお気に入りのお店はやたらと高評価だったりして。。

で、そんな人にやられたのかどうかは別として、食べログに批判的なレビューを書かれたため、
内容の削除を求めたものの、「食べログ」側が応じなかったために裁判を起こしている人(お店)がいるそうです。

□ 食べログ「まずい」クチコミに店激怒 「客減った!弁償しろ」裁判はどうなる (1/3) : J-CASTニュース
男性は2012年2月、自ら食べログに経営する飲食店の情報を掲載した。ところがそこに「料理が出てくるのが遅い」「おいしくない」といった批判的なクチコミを書き込まれてしまった。直後に店を訪れる客は激減、男性は食べログが原因と考え、店情報そのものを含めて投稿を削除するようカカクコムに求めたが、同社が拒否したため、今回の訴訟に至った。


そのお店がなんというお店でどういった書き込みがされたのかはあまり深追いはしません。
でも、評価した側は食べられないほどまずかったり、呆れるくらい待たされたりといった事実はなく、
主観として「料理が出てくるのが遅い」、「おいしくない」と感じたので書いたまでだと思います。
そもそも、実際食べられないほどまずい食事を出す飲食店があったら、食べログ以前のリアルな口コミですぐにダメになるとおもいます。

良かれ悪かれ、何の気なしに書いた評価がかなり大げさにとられてしまう。
これはインターネットの良い所でもあり、悪い所でもある部分です。

たとえば、何の気なしにつぶやいた言葉が炎上を招くことがあります。
これもその一つ。
逆にその性質をうまく利用して利益につなげることをWebマーケティングと言っているわけです。

つまり、諸刃の剣。

ただ、食べログの場合はお店とレビュアーとで立場が違います。
したがってWebマーケティングとは言わず、仮にそういったことをやっているお店があったらそれはステマ(ステルスマーケティング)と言われてしまうわけです。
本来、口コミを作るのはお店ではなく、それを食べたことのあるレビュアーですからね。
そしてそんな1レビュアーが何の気なしに書いた評価がお店を潰すこともある。
これが、インターネットの怖さだったりもします。

レビュアーはいいんですが店主は大変です。
この辺りをちゃんと理解しているレビュアーであれば余程のこと悪い評価って付けられないと思うんです。

自分の場合は平均点以下のお店は基本レビューしません。
当然、皆さんに紹介したいお店なので個人的な基準をこえていないと書かない。
まあ、それでもたまには食事以外で紹介したいことがあったりすると書いちゃったりしますが、
それでも「1」なんて評価は付けたことないです。
一方で、よほど気に入ったお店でもめったに「5」は付けないようにしています。

で、何が言いたいかというと、レビュアーはそれなりの責任を持たないといけないと思うんです。
自分がブログを書く時は当然、その内容に責任をもって書いているつもりです。
それと同様、食べログレビュアーも自分のレビューに責任を持たないといけない。
なのに、軽く「1」とか「5」とか付ける人が結構いたりするんですよねぇ。 

まあ、そのあたりは食べログ側もおそらく考えていて、過去のレビュー傾向を見て、この人の評価は信用に足るものかどうか判断しているでしょう。
ただ、ひとつのレビュー記事、ひとつの星だけ見ればそこには「×」と書かれてしまっているんです。
で、その軽い気持ちで書いた「×」はお店を、人の人生を終わらせてしまう力もあるんです。 

だから「食べログ」レビュアーは自分のレビューに責任を持たないといけない。
気軽に「1」とか簡単に「5」とか書いてはいけない。
なんてことはないのですが、でも、まだまだみる側も成熟していない状態で、星がひとつだけのお店を見かけたら、それはやっぱりこの店やめておこうとなるわけです。

簡単に言うと、もうちょっと考えてレビューしましょうよ。ということ。
自分も一応食べログレビュアーやらせてもらってますが、そう感じざるを得ないレビュアーさんも時々見受けられるのであえて書かせてもらいました。