勝手に写真にタグ付けされるのを防ぐ方法も重要だと思います。
基本的にはFacebookは顔出ししないとダメなのですが、中には顔出しNGでやっている人もいて、
そんな人にとっては思いがけないところで顔が割れてしまうという事になりかねません。
実はこの設定もGoogle検索同様、初期値ではプライバシーに配慮した設定になっていません。
何も設定しないでいるとタグ付けはバンバンされてしまいますし、 自分の名前で検索するとバッチリ自分の顔写真がヒットしてしまうようになってしまいます。
なお、検索に関しては以下の記事でネタにしたのでこちらを読んでみてください。
□ Facebookのプロフィールを検索エンジンにヒットさせない設定 【改訂版+スマートフォン版】
ちなみに、タグ付けというのは自分の写っている写真であれば、自分でない第三者がアップしたものであってもこの写真に写っているのは誰々ですよと教えることのできる機能。
しかも設定次第ですが写っている本人や写真をアップした本人でなくてもタグ付けをすることは可能。
加えて、その公開範囲もアップした本人次第というなんとも危険な機能なんです。
つまり、自分の顔が第三者により暴露される可能性を多分に含んでいるわけですね。
ということで、まずはタグ付けされたことを自分のフィードに流す前に確認させる方法です。
とりあえず、これを設定しておけば自分の知らないところで自分の写真が出まわることを防げます。
以下手順です。
- Facebookにログインした状態で右上「歯車」アイコンから「プライバシー設定」をクリック。
- 「タイムラインとタグ付け」をクリック。
- 「自分のタイムラインにコンテンツを追加できるユーザー」の「自分がタグ付けされたコンテンツをタイムラインに掲載するかどうかを確認する」をクリック。
(ここで、「タイムラインのコンテンツの共有範囲」の「タイムラインであなたがタグ付けされた投稿の公開範囲」をクリックするとタグ付けされた写真の公開範囲を設定できます) - こちらのプルダウンメニューを「オン」に切り替えておけばOK。
タグ付けされるたびに通知が届くようになります。
ところが、一方でこれだけではタグ付けされるのを防ぐ(タグ付けを拒否する)ことにはなりません。
自分の写っている写真を誰か友だちがアップしたら、別の友だちがこの人「◯◯」ちゃんだよとタグ付けすることは可能なわけです。
前述のとおり、タグ付けは写真に対してのコメント同様、写真をアップした人の設定依存で公開範囲が決まります。
その人がオープンな設定にしている場合は当然ながら多くの人の目に入る可能性があるわけです。
かつ、その人依存でタグ付けの設定がなされるので、タグ付けをさせないことは不可能なんです。
ただ、以下の設定を見直すことで最低限にすることは可能です。
上記「3.」までいったら以下の部分の設定を見直します。

↓

「他のユーザーによって追加されたタグやタグの提案の管理」の
- 「投稿で自分がタグ付けされた際に、まだ共有されていないユーザーの中で新しく追加したい共有範囲」を「自分のみ」にすることで、タグ付けされた際の公開範囲を最低限にすることができます。
- 「あなただと思われる写真がアップロードされたときにタグ付けの提案が表示される人」を「非公開」にすることで、タグ付けをなるべく防ぐことができます。
- ついでに、「ユーザーの投稿に他の人が追加したタグを、表示する前に確認しますか?」を「オン」にしておけば、自分がアップもしくは自分のタイムラインにアップされた写真に誰かがタグ付けする際に確認することができます。
これは、自分のタイムラインにアップされた画像に責任をもち、タグ付けを管理してあげるということです。
ただし、くれぐれもタグ付けされるのを防ぐ(タグ付けを拒否する)ことはできないということは覚えておきましょう。
以上、「検索エンジンヒット対策」と合わせてやっておくといいでしょうね。
なお、既にタグ付けられてしまった写真に関しては、タグの削除もしくは画像の削除依頼をするしかありません。
そちらに関しては、また別の記事にしたいと思います。