Googleストリートビューがわが町熊谷に対応した話はしましたね。
で、色々遊んでいるのですが、改めてストリートビューの凄さ、そして怖さを知りました。
今回はその件についてお話してみようと思います。


大きな地図で見る


去年の秋口から訓練校で講師を始めたのはお伝えしていると思います。
講師になると当然ながら生徒さんの個人情報が閲覧できるようになるわけですね。
例えば住所とか、例えば電話番号とか、例えば年齢とか。
これらは当然ながら個人情報であり、個人情報保護法で守られているわけです。
外部に漏らすとかそういうこと、しちゃいけないのは当然。

で、とある理由から一人の生徒さんの住所をGoogle Mapsで検索してみたんです。
すると、当然ながら場所はヒットするのですがなんと、実際、その家らしき映像が同時に表示されているではないですか。

そこで、自宅の住所等色々ためしてみると、微妙に間違っているところもありますがやはり家の外観が表示されています。
実はこれ、どうもストリートビューの映像らしいです。

住所検索で家の画像が出てくる
こんな感じ。(一部修正済み)

つまり、ストリートビューに対応している地域では住所で検索するとその家の外観が確認できてしまうわけですね。
以前もストリートビューに洗濯物が写っちゃっててちょっと恥ずかしい。なんてことがあったりしました。
中には裁判ざたになったこともあったりして。
□ 【裁判】 「自宅住所を検索したら、誰かが投稿した"ベランダの私の下着写真"が」→ショックで職失った20代女性、グーグルに賠償請求

こんな時代だからこそ、個人情報はしっかりと守ってあげなければいけないわけですね。
実感しました。

一方で、自宅で商売をやっている方などは、たまたま休みの日だったり、工事中だったりにGoogleストリートビューカーに来られると逆に痛手になってしまうわけです。
検索してヒットする画像が工事中の店舗だったり、シャッターのしまった店舗だったりしたら「ここやってるの?」って話になっちゃいますもんね。
そういう意味ではストリートビューカーも事前に告知をしてから来てほしいと思うのですがそうなったらそうなったで脚色店舗が増えて問題になってしまうのかもしれません。

なお、ストリートビューの画像に問題を感じたら通報し削除してもらうシステムもあるので、
これをうまく使ってあげるというのもひとつだと思います。
□ Googleストリートビューの画像を削除してもらうには? - ITmedia Biz.ID