世界各国のLTE通信速度を比較している記事がありました。

□ がんばれドコモ! 世界各国の通信キャリアのLTE通信速度比較で日本は9位 : ギズモード・ジャパン
日本のLTE通信速度は平均7.1Mbpsとなっていて、9カ国(スウェーデン・香港・デンマーク・カナダ・オーストラリア・韓国・ドイツ・アメリカ・日本)の中でスピードが一番遅いようです。スウェーデンは22.1Mbpsで世界最速。


こちらによると、日本はエントリーされている9ヶ国中最下位の9位となっています。

人口が集中してしまっている等、理由はいくつか考えられますが、日本という技術力の高さを考えればこれは少しふがいない結果だといえるでしょう。

で、この足を引っ張っているのが王者docomo(ドコモ)だというのです。
上記のグラフを日本国内のキャリアごとに分けたのが以下。

なんどもひどいdocomo(ドコモ)の数字。
実はこれ、過去に一度記事にしてました。

こちらの数字と見比べるとだいたい前述のグラフの数字とあっているのでこれは間違いなくdocomo(ドコモ)のLTE「Xi(クロッシィ)」が足を引っ張っているということになります。

なお、仮にdocomo「ドコモ」を外しても7位(2社の平均で15.5)にしか上がりません。
これはやはり人口集中による影響もあるのでしょう。 

まあ、国内がこんな散々な状況だということはわかったので今度は海外に目を向けてみます。

No.1は北欧スウェーデン。以下、香港、デンマーク、カナダ、オーストラリアと続きます。 
この辺りまではIT先進国、かなり進んでいるように感じますが一方で、IT人口とインフラとのバランスもうまく取れているのだと思います。
注目すべきは6位の「韓国」です。
日本と非常に似たような環境にありながらも16.4という数字をたたき出しています。
これは、docomo(ドコモ)を外した日本の数字15.5よりも高い数字です。 

液晶テレビ、スマートフォン等、徐々に日本の技術力を脅かしてきている韓国ですが、通信インフラにおいても日本を超えてしまっているのでしょうか?
がんばれニッポン!そして頑張れdocomo(ドコモ)。
ここからの巻き返しを期待したいと思います。