最近のスマートフォンでは当たり前となったGPS機能ですが、あまり使っている人はいないのかもしれませんね。
特にFacebook等のソーシャルメディアを頻繁に使う人は位置情報が漏れるのが嫌でGPSを切っている人が結構いそうです。
ただ、GPS機能を使わなくても意外と位置情報は特定できるようなのです。
そんな実験をしてみました。


まずはGPSを切ります。
「設定」→「位置情報サービス」と行き、「GPS機能」のチェックを外します。
一方、「Google位置情報サービス」のチェックは入れたままにしておいてください。
GPS機能停止

今回使用したアプリは代表的な位置情報SNSの一つ、「Foursquare」です。
このアプリはAndroidの場合Google Mapsをマップ表示に使っているようです。
したがって、Google Mapsでもほぼ、同じ結果が期待出来ます。
□ Foursquare - Google Play (Androidアプリ)
□ Foursquare - Foursquare Labs, Inc. (iPhoneアプリ)

まずは熊谷駅。
熊谷駅
ほぼビンゴ!

次に通過中の大宮駅
大宮駅
通過中にもかかわらず、かなりいい位置。

到着後の浦和駅
浦和駅
ちょっとズレてますがまあ悪くない。

浦和のセブンイレブン。
セブン-イレブン浦和西口店
これもほぼピッタリでした。

熊谷のイオン。
イオン熊谷
これもまさに文字の上。

最後は犬の散歩で必ず寄る熊谷市奇跡の空き地「コミュニティ広場」
コミュニティ広場
これもほぼピッタリでした。

ということで、今日一日色んな所を回って検証した結果、GPS機能を使わなくても、位置情報はほぼ間違いなく取得できるということが分かりました。
あとは、これがどの程度の田舎まで行っても通用するかですね。

なお、以前紹介したAndroidアプリの省エネツール、だーぱんこれくしょん「節電♪長持ちバッテリー」でもオススメされるように、GPSを切ると節電にもなりますので、これだけ再現できるのであればあえてGPSをオンにする必要ないかなぁなんて感じてます。
明日からはGPSは常に切った状態で使うようにしようかな。
これでなにか不具合があったらまた報告しますね。

PS. 念のため自分の環境をお伝えすると、「Xperia AX」でインターネット接続は「WiMAX」経由のWi-Fi接続メインで行なっています。