随分前からうわさで聞いていたのですが、Adobe(アドビ)が思い切ったことをしたようです。

□ AdobeがCreative Suite 2など12タイトルの無料ダウンロードを可能に - GIGAZINE


なんと、AdobeがDTP3種の神器ともいわれている「Illustrator(イラストレータ)」、「Photoshop(フォトショップ)」、「InDesign(インデザイン)」を含めた「Creative Suite 2(俗にいうCS2)」を無料で配布し始めたとのことです。
以下のサイトからダウンロードできるようになっています。
■ AdobeR Creative SuiteR 2 製品およびAdobeR AcrobatR 7のアクティベーションサーバーに関するお知らせ | アドビ
なんと、シリアルナンバーもしっかり明記されているという。。

これが話題になって、自分が昼間働いているWebクリエイターの職業訓練校の生徒さんの中にも使っている人がいるとかいないとか?

ただですね。
これは実は無料で配布しているのではなく、オンラインアクティベーション機能が終了してしまったCS2ユーザーに対する救済策ということのようです。
□ Adobe「Photoshop CS2とIllustrator CS2は無料配布ではなく、既にソフトを持っているユーザーが再DL出来るようにしただけ」 : はちま起稿

つまり、CS2ユーザー以外がダウンロードして使用するとライセンス違反になるんです。
□ Adobe、CS2の公開について説明 非正規ユーザーの利用は「ライセンス違反となり得る」 - ITmedia ニュース
「なり得る」じゃなくて「なる」って書いちゃったほうがいいと思います。

ダウンロードにはAdobe(アドビ)のアカウント(ID)が必要とのことなので、匿名でアカウントが取得できるとはいえ、大体はどこからダウンロードしているか分かるわけです。
そこをしっかりチェックして取り締まっちゃっていいと思います。
ただ、ダウンロードしただけでインストールしたかどうかまではわからないからダメですねぇ。
自分もダウンロードだけはしましたし

言っても、やっぱり、お客様は大切なパートナー。
そこまでセコいことをやる企業がどういった評価になるかを考えた場合。
しないほうが懸命、今の形が最善であるという判断になったのでしょう。