LINE(ライン)には自分のスマホの連絡先(アドレス帳)に書かれたケータイ番号を見て、同じ番号のユーザーがいた場合に勝手に友だちリストに表示する機能があります。
「友だち追加」から「友だち管理」に飛ぶと出てくる以下で設定できるようになっています。

LINEの連絡先設定


でですね。
このあたりが初期設定では全てオンになっているんですね。

「友だち自動追加」というのは連絡先(アドレス帳)にケータイ番号のある人を勝手に友だちリストに加える機能。
「友だちへの追加を許可」は逆に自分のケータイ番号がその人の連絡先(アドレス帳)にあれば「友だちリストに入れてもいいよ。」といった機能。

そこで、どちらもオンにしていると
  • 自分のスマホの連絡先(アドレス帳)に登録されているケータイ番号を使っている人がLINEをやっている。
  • LINEをやっている人のスマホの連絡先(アドレス帳)に自分の連絡先が登録されている。
と、友だちが勝手にどんどん増えていくのです。 

ここからが問題。

実は、意外とスマホ(ケータイ)の番号って変えちゃう人、多いんですよね。
例えば失恋して前の彼氏ときっぱり別れたいので番号を変えるとか、
今でこそMNPがありますがかつてはキャリアを変えるのにも番号を変える必要があったわけです。

で、こういったことが起こる。

LINEの不思議

なんと、男性だったはずの友だちがギャルになっちゃってたりするんです。

実はこれは、自分のスマホの連絡先に男子の名前で登録されていた番号が、その後解約され、新しい人に渡ってしまったということ。
たまたまそれがギャルだったようで、その人の名前でギャルが表示されちゃっているわけです。
まあ、実際連絡を取ればそのギャルが出るということになるわけですね。

上に書かれている大きな文字が自分の連絡先(アドレス帳)に登録されている名前で、
下に書かれている小さな文字が先方がLINEに登録している名前、
共通しているのはスマホ(ケータイ)の番号だとそういう訳です。

つまり、「全く知らないギャルとお友達になれちゃう。」
というわけではなく、「解約されて人の手に渡った番号が直接連絡しなくても分かる。」 
と、こういうわけです。

いずれにしても、特に女子は冒頭に紹介した2つの設定(「友だち自動追加」、「友だちへの追加を許可」)を見なおしておいたほうがいいと思います。
でないと、知らないおじさんと勝手に友だちにされてしまいますよ〜。