7日の夕方、久しぶりに「緊急地震速報」をケータイが受信していたようです。
「ようです」というのは、気づかなかったからw
最近はiPod化したiPhoneとWiMAXモバイルルーターやノートパソコンとケータイ以外の通信ツールが増えてきて個人的にはケータイに対する需要が減ってきています。
家族とのやり取りももっぱらLINE。仕事の電話を受ける程度でしかケータイは使わなくなってしまいました。
(それですら、Facebookやツイッター、LINEでのやり取りが増えてます)

加えてちょうど徒歩で移動中のさなかだったようで、急いで歩いていたせいもあって全く揺れ自体気づきませんでした。
浦和駅で拡声器を使って原発反対の声をあげていた政治活動家の方が「まさに今、地震が」なんて言っていたのですが「戯言か?」と思いつつスルー。
ホームに入ると電車が遅れていて、初めて本当に地震があったことに気づいた次第です。
ちなみに地震時に僕のいた埼玉県さいたま市浦和区は震度3だったようです。


そんなさなか、バッグに入れられ、バイブになっていたケータイは滔々と地震の状況を告げていたようです。
自分は、「NHKニュース&スポーツ」という有料のメールサービスを登録していて、ほとんどはそこからのメールだったようですが、全部で地震が起きて落ち着くまでに30通もの地震に関するメールが届いていました。

まず最初に緊急地震速報が届きました。

これが届いたのが17時19分。

その後数分で地震の詳細が「NHKニュース&スポーツ」から届きます。

17時18分に盛岡市他で震度5弱を記録しています。

以後、交通情報(電車、飛行機、高速道路)を中心に 「NHKニュース&スポーツ」から次から次へとメールが届きます。


今回の地震では一部に津波警報が出ていましたが、一番大きな津波は18時2分に石巻鮎川を襲った1mの津波だったようです。


最後に届いたメールが21時06分に届いたこちら。

東北新幹線の全面復旧を最後に地震関連のメールは届かなくなりました。

それまでの間、なんと総数30通もの震災関連のメールが届いていたわけです。
その多くは交通情報でしたが、津波情報などもそこには含まれていました。

さて、本人が全く気づかなかった地震でこれほどまでにメールを送る必要があったのか?
これはやりすぎ、過剰反応なんじゃないか?なんて思う方もいるかもしれませんね。
ただ、 個人的にはこういったことにやり過ぎはないと思っています。
ましてや有料のニュースサイト、これくらいは当然でしょうね。
やりすぎとかウザいとか感じた人は解約すればいいだけのこと。

逆にこれがどこまで続くのかが気になります。
いずれ、恐怖心が薄れ、これほどまでの過剰反応をしなくなってしまう。
えてしてそうなった頃に災害ってのは起こるんですよねぇ。。 

そういう意味では、我々体験者は何らかの形で後世にこの震災被害を伝えて行かなければならない。
幸いにも現代はネットに映像、紙媒体など、ありとあらゆる方法で情報を後世に残していくことができるわけです。
ただ、そこには確かにノイズも存在します。
これからは、いかにそのノイズを省いて行くかが情報化社会においての課題になるような気がします。