リュック・ベッソン監督作品ということと、深谷シネマさんでやるということの二つの理由から「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」を見てきました。
実は、今のところの自分の人生最高の映画が同じリュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」。
「レオン」も結構お気に入りということで、リュック・ベッソン監督作品はかなり好きな部類に入るのですが、今作もなかなかいい映画でした。


この映画に関しては基本事実をベースにしているということで、その部分がなかなか難しかったかもしれませんが、そんななかでもところどころの演出はさすがリュック・ベッソン監督を思わせるものでしたね。

見終わって感じたのはビルマ(現ミャンマー)という国の酷さです。
実は、若い頃にタイ人女性の友達がいたことがあって、彼女にビルマとタイを間違えて伝えたところ、憤慨していたことを思い出しました。
お隣タイ人の彼女にとってもビルマは酷い国だという認識のようです。
北朝鮮と韓国のそれに似た感じだったのかもしれませんね。
□ ミャンマー - Wikipedia

そしてそれはアウンサンスーチーさんの力を持ってなお改善されていないようです。
現在は複数政党による選挙も行なわれ、見かけ上は民主化が進んでいるように見えているものの、
アウンサンスーチーさん及びその党である国民民主連盟(NLD)はその選挙をボイコット。
他国からも選挙の正当性に関して疑問の声が上がっているようです。
□ 2010年ミャンマー総選挙 - Wikipedia 

実際はいまだ軍事政権を脱することができていないようですね。
ただ、こんなミャンマーを作ってしまった原因に日本の影響もあったというのが非常に残念でなりません。

アウンサンスーチーさんは1991年にノーベル平和賞を取り、その後、軍事政権から自宅軟禁を言い渡されます。
これと似たような話を最近どこかで聞いたなぁと思っていたらこれでした。
□ 中国政府が監禁中の中国人がノーベル平和賞受賞。 - 上海ぽんぽこノート
中国で監禁中の「劉暁波」氏がノーベル平和賞を受賞。その後も中国は氏を監禁中とのことです。
□ 劉暁波 - Wikipedia

時代ともに価値観は変わりますし、軍事政権、一党独裁政権もしっかり動いていればそれはそれでいいと思うのですが、やはり世界の流れに背を向けるわけにはいきません。
中国もどこかで何か新しい動きを見せていかないといけないのかもしれませんね。

この日のツイート
  • マラソンか? 17号国道規制始まってる。 #kumagaya posted at 10:04:40
  • 駅伝みたいだな。 #kumagaya posted at 10:13:23
  • 深谷は市内抜けて行くのかな? 市街地がテンヤワンヤしてた。 posted at 10:28:14
  • 今日は結構入ってる。やっぱり、年配の方が多いかな。「アウンサンスーチー」始まります。 (@ 深谷シネマ) http://4sq.com/RzLcn0 posted at 10:30:09
  • アウンサンスーチー一番印象に残った登場人物は現場の軍隊のボス。ところどころ出てくるリュック・ベッソンの小さな演出がよかった。 posted at 13:08:25
  • 夫の死を電話で知るシーンは不覚にもトイレで見逃した。あと少しだったんだね我慢しちゃえばよかったよ。 posted at 13:11:23
  • にしてもビルマ(現ミャンマー)酷いな。SR3の栃木並みだな。 posted at 13:23:40
  • 若い頃、友達にタイの女の子がいたんだけと、ビルマとタイを言い間違えたら壮絶に怒られたのを思い出した。タイはあんなひどい国ではないそうだ。 posted at 13:25:54