中でも特に企業の首を絞めているのは日本人社員にかかる人件費。
つまり、日本人社員は給与が高い割に働いてくれないと、そう経営陣は考えているようです。
そのために大幅なリストラをやるわけですが、それを補うのが製造業であれば海外工場。
そしてサービス業であればパートさんということになります。
イトーヨーカ堂が正社員を半減し、一方でパートを増やすとしたのも最近でしたね。
□ イトーヨーカ堂 27年度メドに正社員を半減 パート社員比率を9割に引き上げ - MSN産経ニュース
まあ、働かない社員よりはしっかり働いてくれるパートさんのほうがいいのはあたりまえですよね。
なお、働かない社員が増えてしまったのは会社の体制はもちろん、会社法、労働基準法あたりにも問題があったのではと思います。
どうも、会社は一度社員を入れたら強制的にやめさせることができないようですね。
一方で社員側も個人都合での離職では雇用保険がすぐ出ず、場合によっては生活が送れなくなってしまう可能性も捨てきれない。
だったら特に重要な仕事がなくても辞めずに会社に属しておいたほうがいいと思うわけです。
これが社内ニートとなり、会社のクビを締めてゆく。
このあたり、もう少し人の出入りがしやすい法律にしてあげればもっと違った形になっていたかもしれないなんて思ったり。
会社側は社員を辞めさせやすく、一方で社員側も会社を辞めやすくしてあげる。
話し戻します。
そんなこんなで世の流れは社員を辞めさせてパート(アルバイト)を増やすという方向に進んでいるようです。
辞めさせずに社員の給料を下げるというのも考え方としてあるかもしれませんね。
社員にとっては嫌な時代になってきたもんです。楽して稼げなくなりました。
一方でパートさんですが、これが実はこんな不景気の中、給料(時給)が上がっているようなんです。
□ パートの時給が軒並みアップ 外食産業の新規出店増加が要因 - ガジェット通信
この1年間で「テレフォンアポインター」の時給が1069円から1100円へと、「営業」の時給が1035円から1066円へと31円アップ。続いて「飲食店の洗い場」が時給901円から926円へと25円増、「販売員」が時給20円増、「食品製造」は時給17円増と軒並みアップしている。なるほど、日本が不景気だというのはあくまでも社員目線だったのか。
そこで、考えてみましょう。
もう、社員としてそこに属していても給料は上がらない、仕事もマンネリ化。
だったら、社員の仕事を最優先にしなくてもいいんじゃないでしょうか?
ただ、社員をやめてパートというのも心もとないのでそこは利用させてもらって社員も続けつつ、パートもやっていく。
そう、時代は社員でバリバリ働いてどんどん給料が上がっていくという時代ではなくなり、副業で稼ぐ時代になってきたのです。
まあ、とっくからそういうふうにやっている人もいますけどね。
いずれは社員(サラリーマン)は副業、本業はパート(アルバイト)なんて人も出てくるかもしれません。