Facebook上の広告や「Google Adsence」、Amazonのおすすめ商品等はすべてネット上の履歴や現在見ているページから最も最適な広告を表示する方法。
今回紹介するのは、顧客が集めた個人情報を元に広告を配信するシステムです。

□ Facebook、メールアドレスと電話番号によるターゲティング広告を来週開始
Facebookは来週、広告主が事前に集めた連絡先情報に基づいて、顧客にターゲット広告を発信する新しい機能を提供開始する。これは、企業がどこか別のところで構築した顧客リストに基づいて、自社のFacebook広告を顧客に繋ぐための方法である。


簡単に仕組みを説明すると、Facebook上の数多くのアカウント情報から企業の持っている顧客リストに該当する相手を抽出し、無駄なく広告配信することができるシステム。
つまりは、リアルなDMをネット上に持ってきてしまったと考えるといいと思います。

当然ながら、男女別や年齢層によるターゲティングも可能で、それに加え、メールアドレスや電話番号による個人特定も可能になったということでしょうね。
この件に関してはFacebookに登録する際の規約等で個人情報云々と法律的なことはクリアしているのでしょうが、後々色々なところで問題になりそうな気もします。

とはいえ、実名SNSだからこそ可能な機能であって、実はここにこそ、Facebookにとってビジネス上の旨味があったんじゃないかなぁとも感じますね。

はてさて、この先どういった動きになるのか注目したいと思います。