僕が小学生の頃にゲームセンターにあったのはパックマンやスペースインベーダー。
トランキライザーガンやルート16なんてのが個人的に好きでしたが、もう知ってる人のほうが少ないのかもしれません。
その後、ファミコン(ファミリーコンピュータ)が世に出て家庭用ゲーム機に火がつきます。
僕もテレビゲームにハマった口なのですが、今となっては何であんな無駄な時間を過ごしたんだろうと後悔することもしばしば。
が、しかし、それは決して無駄な時間じゃなかったんだということを、この言葉は証明してくれています。
その言葉は「ゲーミフィケーション」。
さて、ゲーミフィケーションとは何のことかというと、以下、とりあえずWikipediaにおまかせしちゃいましょう。
□ ゲーミフィケーション - Wikipedia
課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般。
ゲームというのはいいゲームであればあるほど見事なゲームデザイン、ゲームバランスとなっています。
たとえば、最近、最新作が出たばかりのRPGで有名なドラゴンクエストなどは、絶妙なゲームバランスがゲームを続けるモチベーションにつながり、そのことでやめられない止まらない状態に陥り、廃人化する人もチラホラ。
つまり、そういったモチベーションを高める仕組みをリアルの世界に持っていこうというのがゲーミフィケーションです。
そんな簡単なことじゃないと一部の人たちは思うかもしれませんが、意外と人間なんて単純、簡単なもの。
予想以上に思った行動を取ってくれるもんです。
ま、それでも突拍子のないことをやる人はいますけれどね。
具体的には
既存のシステムやサービスへの、ポイント性、順位の可視化、バッヂ、ミッション、レベルシステムの採用など。と、非常に具体的かつ分かりやすい。
数値化、システム化、あたりがポイントになってくるんでしょうか?
ブランディング云々とはまさに対極にある言葉の様な気がしますね。
さらに
ゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。とのことで、ゲーム感覚で参加してもらうことでマーケットを活性化する行為も「ゲーミフィケーション」と言えそうです。
「ゲーム感覚」という言葉にアレルギーのある古い日本企業では何やってんだお前といわれそうですね。
ま、だからこそ、最近まで表に出てこなかった言葉なのでしょう。