MicrosoftのOfficeがクラウド化した今、OpenOfficeなんて使っている人いるのでしょうか?
しかも、一昔前のバージョン「3.2」なんですが。。

今回紹介する「罠」。これは最新版にもあるのかな?
とりあえず、あまり需要ないかもしれませんが報告しておきます。


さて、みなさんはプレゼン資料や印刷物にどうやって画像を貼り付けていますか?
本来であれば、メニューから「配置」等を選ぶのが正しいやり方なのかもしれませんが、僕はとりあえずドラッグ&ドロップを試してみます。
つまり、画像データを開いているファイル上に直接ドラッグ&ドロップで持ってくることでその書類に画像を配置させるやり方です。
ただ、この機能が使えないアプリもあったりするのですが。

で、OpenOfficeのImpress(プレゼン資料作成アプリ、Microsoftでいう「PowerPoint」)でこのやり方で画像を貼り付け、資料を作成。
保存後再度、開いたらなんと、こんな状態になってしまっていました。

オープンオフィスの罠01
画像のリンクが全て切れている。

これは幾つかの要因が重なって起こったと思われますが、一番の原因はドラッグ&ドロップによる画像配置を行ったこと。
ドラッグ&ドロップによる画像配置だと、埋め込み形式(ファイル内に画像データが書き込まれる)ではなくリンク形式(ファイル内にはリンク情報しか書き込まれない)になるため、保存後ファイルを動かしたり、ディレクトリ名を変えたりすると上記のような状態になってしまうのです。
ただ、今回はディレクトリ名も変えてないしファイルも移動していないのに起こりました。
これはおそらく、日本語周りの不具合でないかと思います。
ディレクトリ名やファイル名に日本語が入っていたためにリンクが辿れなくなっていたのではないか。
まあ、いずれにしても以下の方法でファイルを作っておけば問題なかったんです。

オープンオフィスの罠02
「挿入」→「画像」→「ファイルから」でファイルを選択。

楽しようと思うとあとで苦労するということでしょうか。
いやいや、ここはちゃんとしておいて欲しいですよねぇ。。