問題はその使われ方なのかもしれません。
□ シニアが習慣的に接触しているメディア1位は「インターネット」【IMJモバイル調査】 (1/1):MarkeZine(マーケジン)
こちらのグラフを見ると60歳以上でも習慣的に接触しているメディアのトップがインターネット。
もう、9割以上の人がインターネットに日常的に触れているということです。
これはほぼ全てに浸透したと見ていいでしょう。
逆に言うと、1割の人はおそらく何をいってもやらない人でしょうね。
で、その使われ方なのですがシニア層のみにターゲットを絞ったものが以下。
メールマガジンの閲読率が高く、「信頼している」との回答も多いこと、パソコンでのインターネットは午前中の利用が多いことなどがあげられる。また、インターネットの利用目的は「連絡手段」「応募」、閲覧しているサイトは「旅行」「健康」「資産運用」が他世代に比べ高い傾向が見られた。メールマガジンが数字として大きいということ。
メールマガジンは有料のものも多く、その信頼性を高く評価しているようです。
一方で利用目的に「情報収集」「情報発信」が出てきていないのが気になります。
これは、年配の方たちにとってインターネットはまだまだ自分から情報を集めたり発信したりするためのツールとして認識されていないということなのではないかと。
一方で、メールマガジンが数字として大きいということから、与えられる情報に関しては素直に受け入れる傾向にあるようです。
つまり、簡単に言ってしまうと情報リテラシーが他世代に比べて低いのではないかと思われるわけです。
だからこそ、インターネットの悪い部分を鵜呑みにし、SNS等に関してあまり良い印象を持っていない人が多いのでしょう。
ただ、そういった人達も含め、ほぼ他世代と同じだけの割合でインターネットを利用している人がいるということが分かったのは良かった。
今後は、年配者にもより便利で快適にインターネットを利用してもらうための試作が必要になってくるでしょう。
年配者がソーシャルゲームにハマりまくる。そんなのもひとつ、面白い未来なのかも知れませんね。