出る杭は打たれるこの国では平々凡々と生きていくのが一番なのでしょうね。
かつてはホリエモン(堀江貴文氏)、旧グッドウィル会長折口雅博氏、村上ファンドの村上世彰氏、等々多くのビジネスマンがマスコミやネットで叩かれ表舞台を去っていきました。
そして今、2ちゃんねる元管理人「西村博之(ひろゆき)」氏と「GREE(グリー)」がそのターゲットにされています。

□ 2ちゃんねる「ひろゆき」を逮捕したがっているのは誰? - ガジェット通信
□ グリーは一体どこから道を間違え始めたのかという知られざる歴史まとめ - GIGAZINE


確かに彼らのしてきたことには間違っている部分もあったのかも知れません。
ただ、どこを見ても彼らを否定する部分ばかりが目につきます。
肯定しろとはいいませんが、彼らのしてきたことで評価できる部分もあったはずです。
そこまで否定してなにになるのか?

当然ですが真実を報道することは必要です。
ただ、そこに問題があったのならば、そこから生まれてくるのは改善策でなければなりません。
直接的な否定からは何も生まれないのです。
残念ながら今の日本においては、真実の報道がターゲットを貶めるきっかけにしかなっていないような気がします。

そういえば少し前に「ワタミ」の「渡邉美樹」氏も社員の自殺の件で叩かれていましたねぇ。
□ 自殺したワタミ女性社員の過酷すぎる仕事内容が明らかに / 渡邉美樹会長は謝罪せずバングラデシュ行きをツイート | ロケットニュース24

こんな状況ですからこの国にイノベーションを期待するのは無理なのかもしれません。
いや、そもそもからして平和な日本に於いてはイノベーションなんて必要とされていないのかもしれませんね。
だからこそ、余計なことをするなと出る杭が打たれてしまうのかも知れません。

ああ、つまらん。