かつて、雑誌には様々なニッチな雑誌が存在しました。
たとえば、ちょい悪オヤジ向けの「レオン」や、ヤンキー向けの「ティーンズロード」、
小学生をターゲットにした「学習」と「科学」や、「小学○年生」なんてのもそういった分野に入るでしょうか。
雑誌は様々な人種が情報を仕入れ、時には仲間と交流をする場だったのです。

ところが出版不況が巻き起こり、多くの雑誌が廃刊の道を辿ることになりました。
一方で台頭してきたのがインターネット。特にコミュニケーションに主を置いたSNSです。

と、無理やり雑誌とこじつけた感が拭えませんが、ガジェット通信さんで紹介されているSNSが面白いので紹介します。
□ ヤンキー専用SNS『ヤンキー愛羅武勇』がアツい! プロフ設定に「補導歴」「逮捕歴」の項目が - ガジェット通信


こういった参加者を絞ったSNSの走りはひょっとしたら「非モテSNS」なんじゃないでしょうか?
「非モテSNS」は持てない男子(男女?)をターゲットしたSNSで彼女を作ったら退会という暗黙の決まりがあるそうです。
□ 非モテSNS - 恋人が居ない人限定でネガティブな毒を吐き出すあなたの居場所

また、ホリエモンの事件で一躍有名になった元ライブドア社長「平松庚三」氏が作った団塊世代をターゲットにした「小僧SNS村」なんてSNSもありますね。
□ 小僧SNS村

さて、紹介されているのはヤンキー専用のSNS「ヤンキー愛羅武勇」。
なんと、プロフィールに補導歴や逮捕歴なんて項目もあるそうです。
□ ヤンキー愛羅武勇

他にもいろいろ有りそうですね。

さて、「Facebook」を筆頭にSNSがオープン化、一般化している一方で、「GREE」や「モバゲータウン」を中心としたソーシャルゲームの波が巻き起こっているのが現在のSNS業界ですが、
そんな今だからこそ、こういったニッチなSNSの波がまた一方で巻き起こる可能性もあるんじゃないかなぁなんて感じました。
匿名性が高く、同じ趣味を持った仲間が多く集まるところが今のインターネットには減ってきている気がします。

そこで、僕も考えてみたのですが「釣りSNS」くらいしか思いつきませんでした。
以前、インターネットで釣りサークルをやっていたのですが、そのノリでSNSをやってみても楽しいかもしれませんね。