WebデザイナーにとってFlash(フラッシュ)は難しいながらもなかなか楽しいツールです。
デザイナーとプログラマーとをつないだツールとしても記憶に残っていますね。

ところがiPhoneはじめとしたスマートフォンやiPad等タブレット機が台頭するにつれて、それは古いテクノロジーになってしまうかもしれません。

iPhoneやiPadがFlashに対応していないのはおそらく皆さんご存知のことと思います。
これをきっかけに、これから発売されるタブレットやスマートフォンの多くがFlashに非対応となっていきそうなのです。
□ Android版『Chrome』ブラウザは『Flash Player』に非対応 - ガジェット通信


スマートフォンやタブレットのOSとして最も有名なのはiPhoneやiPadのOSであるiOSだと思います。
シェアもほぼ半分を占めています。
そして、もう一つ有名なOSがGoogleが開発したAndroidです。
実は、このAndroid OSに今後標準で搭載されると思われるブラウザ「Chrome」がFlashに対応しないそうなのです。

実はそれ以前にAdobeがモバイル版Flash Playerの開発を中止しました。
□ 米アドビ、モバイル向けFlash Playerの開発打ち切りへ - ケータイ Watch
したがって当然ながらその後、登場したAndroid版「Chrome」はFlash非対応となりますよね。

ただし、あくまでもswfという今までのFlashを使って書きだしたファイル形式がなくなっていくだけで、Flashというアプリケーション及びFlashを使って作った各メディアはなくなることはありません。
新しいファイル形式(HTML5等)に以降していくだけだと思います。
ただ、それまでの間、いろいろと試行錯誤を繰り広げていくと思います。 

これをビジネスチャンスと捉え、大きくなっていく企業も出てくるんじゃないですかね。