つい先日、ジャーナリストで評論家の佐々木俊尚氏がツイッター上で広告マン数名とやりあったのが結構有名な話になりつつあります。
□ 佐々木俊尚氏に絡む広告業界の人たち(第一幕) - Togetter
で、その時にある方が「広告マンとしてキュレーションくらいは勉強しておけ」というようなことを言っていたので広告マンではないが勉強してみました。


キュレーションというのは元からある言葉ではなくキュレーター(curator)から来た造語のようです。
で、キュレーター(curator)を辞書で調べると以下のようにあります。
□ curatorの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
(博物館・図書館などの)館長,主事.
博物館や図書館などの館長だということです。

では、キュレーション(curation)は?
Wikipediaにありました。
□ Digital curation - Wikipedia, the free encyclopedia
ディジタルcurationは、選択、保存、メンテナンス、収集およびディジタル財産のアーカイブに保管することです。(via : エキサイト 翻訳
海外では「デジタルキュレーション」というようで、デジタル財産をアーカイブ(書庫)に保管することをいうようです。

日本ではたまたま現在、まとめサイトやまとめブログっていうのが盛況だったこともあり、「NAVERまとめ」や「Togetter」等まとめサイトのやっていることを「キュレーション」と言うようになったのでしょう。
□ NAVER まとめ[情報をデザインする。キュレーションプラットフォーム]
□ ツイッターをまとめよう - Togetter
転じて、「NAVERまとめ」や「Togetter」等を使ってまとめを作る人をキュレーターというようになってきているようです。
□ キュレーション とは - コトバンク
IT用語としては、インターネット上の情報を収集しまとめること。または収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有することを言う。キュレーションを行う人はキュレーターと呼ばれる。
2ちゃんねるまとめブログをやっている方は当然ながら、僕含め、一部のブロガーさんのやっていることもキュレーションといえるかもしれません。
つまり、自分も一応キュレーターということになります。

もっとも、「NAVERまとめ」こそ使ったことありませんが「Togetter」ではなんどかまとめを作ったこともありました。
□ 埼玉県熊谷市で始まった震災被災者の受け入れ開始に関するツイートまとめ - Togetter
□ 埼玉県熊谷市「太平洋セメント」の震災瓦礫受け入れに関するツイート - Togetter

要は、まとめ記事を作ることをキュレーション。まとめ上手がキュレーターということになるのでしょうか。
なんて書いているよりもまずは佐々木俊尚氏の書いた「キュレーションの時代...」でも読んでみるのが一番いいかもしれませんね。