強いて言えば勝者は消費者?
いえいえ、消費者も安さを覚えてしまった地点で敗者です。
□ 牛丼値引き効果もう限界? 11月売上高、主要3社ともマイナス - SankeiBiz(サンケイビズ)
「吉野家」の11月の月次売上高は前年同月比6.4%減で、4カ月連続の前年割れ。16〜24日で牛丼並盛りを110円引きして270円に引き下げた効果は限定的だった。客数は5.9%減で4カ月連続でマイナスが続いた一方、客単価は値引きの影響で0.7%減と3カ月ぶりの前年割れだった。
一方、「すき家」の11月売上高は1.3%減と3カ月連続のマイナス。「松屋」も4.5%減だった。「すき家」が11〜24日の期間で牛丼並盛りを280円から250円に、「松屋」も17〜24日で80円引きの240円にしていた。
震災の影響もあったのかもしれませんが吉野家、松屋、すき家の3社が安売り競争の末、全社マイナスという結果になってしまいました。
今年1月に行ったときは全社プラスになったようですがさすがに飽きられてしまったのかもしれません。
安売り競争というと家電もかなり激化していますよね。
家電業界はどうなんでしょうか?
□ 家電量販店の販売額、過去最大の落ち込み 11月 :日本経済新聞
家電量販店大手の11月の販売額(全店、速報ベース)が前年同月比4〜6割減となり、月ベースで過去最大の落ち込みを記録した。家電も一緒みたいですね。
(中略)
減少幅が最も大きかったのはコジマで、61.7%減。特需の反動に加え、新規出店が少なかったことも響いた。エディオンは59.1%減、ヤマダ電機は57.9%減、ケーズホールディングスは57.8%減。
一方、ビックカメラは44.2%減。
やはり、安売りに明日はない。ということなのかもしれませんね。