今回読ませて頂いた「王様ゲーム 臨場」は3つの王様ゲームをつなげるキーとなるお話。
まずは「王様ゲーム」がスタートになるのですが実はこの話は一番最初の「王様ゲーム」ではありません。
一番最初の「王様ゲーム」は物語としては存在していないのですが、インターネットはおろかまだ携帯電話もない時代の話。
ここから二つの「王様ゲーム」が生まれます。
一つは前述のとおり初代「王様ゲーム」。そしてもう一つが今回読ませて頂いた「王様ゲーム 臨場」で語られる王様ゲーム。
ここには第三者が登場します。
実はこの第三者のいるタイムラインは上記二つの王様ゲームが融合して生まれたもう一つの王様ゲームを書いた「王様ゲーム 終極」と同じタイムラインなのです。
そして同じタイムラインである「王様ゲーム 臨場」と「王様ゲーム 終極」はまた新たな「王様ゲーム 滅亡6.08」へとつながっていくのです。が、ここから先はこれからのお楽しみ。
なんていう風にうまい具合につながっていくのですが、初代「王様ゲーム」があまりにも人気だったので後付けで話を広げていった感が否めないんですよね。
でも、だからこそ上手くまとめたなぁと感じます。
それと、最終章「王様ゲーム 滅亡6.08」を読んでみないことにはなんとも言いようがないのですが、
結局「王様ゲーム」ってなんだったの? という疑問が今だ解決されないでいたりします。
「王様ゲーム 終極」にはそれっぽい説明がありましたがでもまだ謎は多い。
そういう意味では最終章「王様ゲーム 滅亡6.08」にはそういう部分の説明付も期待したいですね。
最終章に関しては内容次第で追記か別記事でレビューしたいと思っています。