WordPressには予めいくつかのインクルードタグが用意されていて、これを使うとヘッダやフッダ、サイドメニュー等をテンプレートとして使い回しすることができます。
□ インクルードタグ - WordPress Codex 日本語版
以下、予め用意されているインクルードタグです。
テンプレート内に以下のPHPスクリプトを入れるとその部分に該当のPHPファイルが読み込まれる形になります。
<?php get_header(); ?>
「header.php」(一般的にはヘッダー)を読み込みます。<?php get_footer(); ?>
「footer.php」(一般的にはフッター)を読み込みます。<?php get_sidebar(); ?>
「sidebar.php」(一般的にはサイドメニュー)を読み込みます。<?php get_search_form(); ?>
「search.php」(検索窓)を読み込みます。<?php comments_template(); ?>
「comments.php」(コメントスペース)を読み込みます。<?php get_sidebar(); ?> に関しては複数のサイドメニューを用意して切り替えることが可能です。
その際は
<?php get_sidebar(2); ?>
と書くことで、「sidebar-2.php」を読み込ますことができます。と、ここまでがWordPress(ワードプレス)に予め用意されているインクルードタグ。
これでも足りないということがあれば以下のように表記します。
<?php include( TEMPLATEPATH . '/header2.php' ); ?>
「include」というのはもともとPHPにある構文です。「TEMPLATEPATH」というのはWordPress(ワードプレス)において用意されたテンプレートファイルのある場所。これを演算子「.」で繋げているわけです。
つまり、上記の場合、「header2.php」というファイルを読み込むということになるわけです。
以上をなるべく駆使して余計なHTML及びPHPプログラムを書かずに済むようにテーマづくりは工夫しましょう。
【'12年5月18日追記】
こんな便利な書き方がver.3.0から用意されていました。
<?php get_template_part('file_name'); ?>
「file_name.php」を読み込みます。「file_name」には任意の名前を使うことができます。