「TubeFire」というサイトが著作権侵害でレコード会社数社から提訴されました。
□ レコード会社31社がYouTubeから無料ダウンロードできる「TubeFire」提訴、著作権侵害として - GIGAZINE
当の「TubeFire」は現在閉鎖中です。
□ tubefire
TubeFire停止中


さて、この「TubeFire」というサービスは一体どういうサービスだったのでしょうか?
実はこのサービス、YouTubeにアップされた動画をダウンロードすることができるサービスです。
つまり、YouTubeにアップされないとダウンロードできないわけです。
で、YouTubeにアップされた著作権侵害を起こしているとおもわれる動画がダウンロードできてしまったところがまずかったようです。
でも、だったら大本のYouTubeは取り締まれないのか?

ここにインターネットの不思議が存在します。
「YouTube」はアメリカの企業、従ってアメリカの法律が適応されます。
一方で、「TubeFire」は日本の企業、従って日本の法律が適応されます。
つまり、アメリカの法律の下では違法性はないのだが、日本の法律に則ると違法性がでてくるがために訴えられたのでした。

これと似たようなことは結構あります。

例えば、見逃したテレビドラマを中国の動画サイトで発見して見ちゃったり、
H動画に関しても本来、ぼかしやなんかがはいらないと日本ではマズイのですが無国籍のインターネット上には当然のごとく無修正動画が転がってますよね。

ブログサイトで有名なFC2さんもこの裏技を使っています。 
□ FC2 -無料ブログ 無料動画 無料ホームページ レンタルサーバー 無料アクセス解析 SEO対策ツールなど-
実はこの会社、経営者の方たちは日本人なのですがアメリカの会社なんです。
従って、FC2動画等には結構キワドイ動画がアップされまくっているんですね。
なお、FC2さんに関してはまとめが作られるほど謎の企業とされています。
□ 「FC2」と呼ばれる謎の会社まとめ - NAVER まとめ
たまたまFC2の役員と思われる方のツイッターアカウント発見したのですがフォロー数フォロワー数とも普通の人でした。
□ 高橋 (fc2inc) (FC2役員の方と思われるツイッターアカウント)

ちなみに、「TubeFire」以外でもYouTube動画をダウンロードできるサービスは結構ありますね。
□ Youtubeでファイルをダウンロードする裏技 - ちほちゅう
ただ、インターネット上で眺めるだけだったらまだ違法にはなりませんが、ダウンロード違法化がスタートしてからは違法だとわかっているデータをダウンロードするだけでも違法とみなされることになりましたので、くれぐれもダウンロードはしないようにしてください。
って言っても、ブラウザがキャッシュとしてダウンロードしちゃうんだからしかたないですよねぇ。。
この辺り、どこまでやっちゃあいけないのでしょうか?
「TubeFire」さんのように訴えられたくないのではっきりさせてください〜!