以前書いたコチラの記事に一部ウソが含まれている可能性があります。
□ バクテリアは人類を救う、放射性物質を取り込むバクテリア - ちほちゅう

むむむ。。


問題になってくるのは記事でも引用させていただいているバクテリアの代謝によって放射性セシウムがバリウムに変わったとみているといった部分。
まあ、「みている」という表現を使っているので厳密にはウソではないですけれどね。

こちらの記事をご覧ください。
□ 有機化学美術館・分館:細菌と放射線 - livedoor Blog(ブログ)
大きすぎるタンパク質は、どうやっても原子核の世界には入り込めません。要するに原子・分子の世界と、原子核・素粒子の世界はまるで別次元であり、前者の力で後者を止めるなどはできない相談なのです。
(中略)いずれにしろ、セシウムがバリウムに変わったということだけはありえません。
実は僕も専門家ではないにせよ、原子を変えてしまうバクテリアなんてありうるのかな? とちょっと疑問には思っていました。
やはり、ありえなかったんですね。

ただ、同じ記事内にこんな部分がありました。
細菌にはいろいろなものがいますから、セシウムを選択的に吸収するようなものがいることはありえます。
セシウムをバリウムに変える細菌(バクテリア)はありえないにせよ、セシウムを吸収するバクテリアはありえるとのこと。
だったら、そのバクテリアを生きているうちに処理(確保して廃棄)してしまう何らかの方法を生み出せばこれは光が見えてくるんじゃないでしょうか?
そもそも、今回見つかったバクテリアにその力があるのかどうかもわかりませんが。。