ワードプレスで新しい固定ページを作成、公開したら画面が「Not Fontd」に。
そもそも、エラーベージもカスタマイズしているはずなので、この表示が出るということはかなり深い層での問題であると考えられます。
「こりゃ、もう、プログラムレベルのバグだな。」とも思ったのですが色々調べてみると原因がわかりました。

そもそも、どういったときにその現象が起こったかですが、固定ページに親設定をしたとき。
以下の様な感じですね。

固定ページに親設定をすると親となったページがディレクトリとしてURLに加わります。
上記の場合は、「.html on PAGES」も使っている関係上で「http://tubukuma.com/tubukumakai/chat.html」というURLになります。
「chat」の部分は何でもいいんですけどね。
で、どこに問題があったかというと親ページの名前「tubukumakai」です。
それが分かったのが以下の図。

なんか変だと感じませんか?
ディレクトリを指定しているのにcssファイルが開いている。
答えはこちら。

ここで少し説明します。
今、開いているディレクトリはWebサイトのトップディレクトリです。
ここにWordPressフォルダがありますがこの中にWordPress関係のファイルは全て収められています。
今、このサイトは、ここにアクセスがあったときに、以前説明した方法(.htaccess)で、リダイレクトさせてWordPressフォルダに飛ばしているという仕組みになっています。
ところがこの中に「tubukumakai.css」といったファイルが存在します。
これがWordPressフォルダに飛ばす前に反応してしまっていたようで上記のような変な状態になってしまっていたのです。
そもそも、ここにあるファイルは以前WordPress化されていなかったときのサイトの残骸。
一部、SSL対応の送信フォームで使われているファイルもありますがほとんどはいらないファイル。
結論としては「tubukumakai.css」をここから削除することで解決しました。
Webの場合は結構あることなのですが、いらなくなったファイル(ゴミ)を放置しておくと意外なトラブルが発生することがあります。
実は、以前、顧客からカタログにない商品のページがヒットして困る。というようなクレームを受けたことがありますが、それも、リンクだけ外して放置していた結果、Googleさんがどこかから見つけてきて検索結果に表示していたというのが原因でした。
いらないファイルは放置せず、しっかり削除。
これ、Web業界の常識。ですよねぇ。。