きっかけは先日かみさんに半ば無理やり連れて行かれた「さきたま古墳公園」だったんです。
丸墓山に登ったら石田三成が降りてきました。ってか、影響受けやすいだけなんですけどね。
「そういえば、今話題の【のぼうの城】で石田三成が本陣を置いたのがここだったんじゃないかな?」
最近では、何かはっきりしないことがあるとすぐiPhoneのSafariで検索して調べる癖がついてます。
フリックフリックで調べてみると間違っていませんでした。
「だったらここから【忍城】見えるはずだよなぁ。」
と思い眺めてみると、ぽつんと立っているのを発見。
実は、このとき眺めていた「忍城」は当時のものではなく後に作られたもの、三成が実際眺めていた忍城はちょっと別の場所に建っていたともつゆ知らず、
「ほう、こんな感じで眺めていたんだなぁ。水攻めの時はこの辺り一帯、湖になってたんだよなぁ」
なんて思いで景色を眺めていてふと、思いつきました。

そうだ、「石田堤」に帰りに寄ってみよう。

のぼうの城
のぼうの城


で、出かけた石田堤、その日のツイート。(関連ツイートのみ。再掲 盛り上がりついでにGoogleマップで「のぼうの城関連地図」という地図を作ったりもしてますね。
これです。
 
より大きな地図で のぼうの城関連地図 を表示

ちょっと調べたいこともあって別の日にも行ったりして。(上記以降の「のぼうの城」関連ツイート)
そんな風に燃え上がっていった「のぼうの城」熱はついに(というか順番逆?)本を読むに至ったわけです。
といったところでようやく書評に入らせていただきます。

この物語の主人公は「成田長親」という無能だが魅力のある代理城主。
常々、無能こそ最大のアドバンテージだと思っている僕ですが彼の場合はちょっと違う。
まあ、このあたりは人それぞれ感じるところは違うだろうし物語を読んでもらうこととして。。
家臣、「正木丹波守」「柴崎和泉守」「酒巻靱負」らのキャラクター、そしてそれぞれが扱う戦術。
さらに美少女キャラクター「甲斐姫」の存在もあり、本当に史実に基づいているのかと思うほど出来すぎの物語になっています。

別の甲斐姫が見たい人はこちら↓
戦国無双3 トレジャーBOX
戦国無双3 トレジャーBOX

そしてさらに敵将がメジャーだというのも良い設定ですよね。
なんといっても太閤「豊臣秀吉」の一番のお気に入り、関ヶ原の戦いで有名な「石田三成」ですから。
加えてストーリーも秀逸。
最大の見せ場、水攻めのシーンは一体どんな映像で再現されるのか。。
そう、この小説、映画もむちゃくちゃ見たくなる小説なんです。
□ 映画「のぼうの城」オフィシャルサイト
 
残念ながら映画は震災の影響で来年の秋まで延期になってしまいましたが、楽しみが先に伸びたと考えればこれもまたよし。
それまでに、こちらのマップ(石田堤)をなんとか完成させたいなぁと、個人的には思ってます。
http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF&msa=0&msid=202348163172435969334.0004a25feab67b2717de3
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