1号機の外壁爆発に続いて3号機、2号機、4号機と様々なトラブルに負われています。
何故そんなに騒がれるかというと、放射能から発せられる放射線は人体に悪影響をもたらすと思われているから。
でも、実際はX線やCTスキャンなどにも放射線は使われています。
ある、一定の数値を超えると人体に悪影響を与えるのですがどうもそのあたりが紛らわしい。
今回の放射能漏れ疑惑で出た一番大きな数値は400ミリシーベルト(mSv)。
□ 福島第1原発で一時400ミリシーベルト、30キロ以内は屋内退避 | 国内 | 特集 東日本大震災 | Reuters
これがどれくらい大きな数値かというと普通に生活していて1年間で浴びる放射線の量の約170倍近く。
これくらい行くと癌の元となってくるらしい。
それ以前に枝野さんが言っていた1000マイクロシーベルト(μSv)ってのは1ミリシーベルト(mSv)。
これはCTスキャン1回で浴びる放射線よりも少ない。
そして、気になる関東地方で観測された放射線量は以下のような数字になってくる。
□1都4県で過去最高の放射線量…核実験時除く (読売新聞) - Yahoo!ニュース
栃木県で観測した毎時0・864マイクロ・シーベルト。東京都の同0・147マイクロ・シーベルト(午前4時台)、埼玉県の同0・129マイクロ・シーベルト(同8時台)これを僕はNack5で聴いたときに勘違いしていた。
Nack5ではマイクロシーベルト(μSv)よりもさらに下の単位、ナノシーベルト(nSv)で言っていたらしい。
つまり、以下の僕のツイートは誤報だ。
さいたま市で今日の11時ごろ1000マイクロシーベルトを観測したらしい(Nack5情報)。その後下がったらしいがちと心配。
ちなみに上記の放射線量は中国が核実験をやった時よりも低い程度のものらしい。
といったところで分かりやすいまとめ。
最後に放射線がどの程度になると人体に悪影響を与えるかを分かりやすく書いた図を2つ紹介。
ボーダーラインになるのは「100ミリシーベルト(mSv)=10万マイクロシーベルト(μSv)=1億ナノシーベルト(nSv)」
これより下の数値であれば基本的に人体に影響はないだろうと言われているようです。
だからといって毎時100mSV以下であれば浴び続けていても全然問題ないかというと微妙で東電の社員は1回の作業で100mSv以上は浴びてはならないという規定があるそうです。
#すらっしゅどっとより via kwout
※放射能とは本来「放射線を出す能力」のことを言いますが「放射性物質」と同義の意味として使っています。