レイアウトが整えば、広告の可視性が上がり、そのことで広告を広告と認知しやすくなる。
したがって、バナーブラインドネスに代表されるように広告はなるべく見たくないといった意識が働き、結果としてCTR(クリック率)が落ちる。
でも、あくまでも漠然と感じでいた事で実際統計をとったわけではない。
が、それが実証されるとも考えられるデータが入手できました。
それがこちらのデータ。
上、切れちゃってますが左から「ページの表示回数」「クリック数」「CTR(クリック率)」「有効インプレッション単価」「見積もり収益」となっています。
実にCTR(クリック率)が2%を超えています。
これがいかに凄いかというと以下の記事を読んでもらうとわかると思う。
□ グーグルアドセンスのCTRについて 〜清く正しいCTRは0.25%まで〜 - なぷさく
つまり、普通に運営していればCTRはせいぜい0.25%がいいところだろう。ということ。
この記事では
1日1000もアクセスがないような小規模サイトならちょっとした気まぐれでCTRが数パーセント変動することはありうるとしている。
該当のデータはPV数で言うと一日100前後のサイトなのでまあ、可能性としてありえない数字というわけでもなさそうだ。
それにしても凄い。すごすぎてもう公表しないと言った当ブログの同じ期間のCTR、有効インプレッション単価と比較してみる。
当ブログ
クリック率 | 有効 インプレッション 単価 |
0.18% | 85円 |
凄いサイト
クリック率 | 有効 インプレッション 単価 |
2.12% | 483円 |
なんとも羨ましい。
で、この凄いサイトだがどうったサイトかといいうとホームページビルダーで作ったあまりデザイン的に優れているとは言いがたいサイト。
情報量は豊富だが決してその情報が分かりやすく配置されているサイトではない。
つまり、よくある素人が作ったような感じのサイトなのだ。
ただひとつ、情報量が豊富であること、かつ、その情報に優良なものが多い点が強み。
逆にそういった優良情報がデザイン的、サイト構成的に探しにくいサイトとなってしまっているのが難点だ。
僕は、この二つの要素がCTRを2%台に押し上げている原因ではないかと感じている。
どういうことかというと、情報を求めてたどり着いたユーザーが求めていた情報がありそうなのだがどこをクリックしたらいいのか分からず、広告をクリックしてしまう。といった流れ。
つまり、「優良な情報を大量に分かりにくく配置したサイト」がCTRが上がりやすいんじゃないか。
まあ、あくまでも上記数字を信じた上での考察。
もしかして、自己クリックとかしてないだろうなぁ。。