渋谷で中国との尖閣諸島でのトラブルに関する大規模なデモが行われたらしい。
らしいというのは日本のマスコミは一切このことを報道していないからだ。
インターネットメディア及びツイッター等でこのことは報告されていた。

□ 「尖閣渋谷2600人デモ」海外メディアは大々的に報道するも日本のマスコミは華麗にスルー - ガジェット通信
□ のりさんぶらー, 今日は渋谷に買い物に行って、3000人デモに参加しました〜...


で、最初僕はなんのためのデモだったのかがわからなかった。
中国批判? 政府批判?

その時の様子が動画でアップされていたので見てみた。

思うに、本来は民主党政権及び菅総理に対してのデモのようだが一歩間違えると中国批判にも聞こえかねない。
というか、明らかにその要素も含まれているだろう。
海外及び中国でどのように報道されているのか気になるところだ。

しかも、動画ではしばしば「戦うぞ」という言葉が使われている。
これは中国と戦争しましょうってことなのだろうか? そうではないと言われてもそう勘違いしかねない。
そして、決して日本国民の総意ではないだろうこの意見が国民の総意とも捉えられかねない。
インターネットというのはそういうところがある

ツイッター等では報道しないマスコミに対して批判的な意見が大勢を占めているようだが、安易に報道することで国民を勘違いさせ、場合によっては戦争に対してのモチベーションへ繋げてしまう可能性も考えられたのではないか?
そういう意味で、僕はむしろ報道を控えたマスコミの方が正しかったのではないかと考えている。

ただ、実際はインターネットメディアでこうして伝えられている。
我々は、そういった断片的な情報を鵜呑みにせず、真実を見極め、一番いい選択をしなければならない。
安易に「戦うぞ」なんて言葉は使ってほしくないものだ。

そう、戦争は意外と簡単に始まるかもしれないのだから。