ここのところちょっと手を離れがちな内部SEO(SEOコーディング)をまとめておく。
もっとも、「SEO」=「検索エンジン」とのイタチごっこであるのであくまでも基本的な部分のみ。
細かいところは日々修正していく必要もあるだろう。

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■ 1キーワード1ページの法則

最近ではサイトを作るにあたり、まず、キーワードを書き出します。
そして、なるべく各キーワードに1ページ割くようします。
たとえばプロット・ファクトリーを例にあげると「個別指導・マンツーマン」のページを一つ、「出張講習」のページを一つ。といった感じです。
「個別指導」と「マンツーマン」は別のキーワードじゃないか? というかもしれませんが、意味が一緒であれば一つのページでOKです。
当然<meta>でキーワード及びディスクリプションの設定もするのですがこれも、各ページでそれぞれ変えていくほうがよさそうです。

■ 被リンクワード=「title」タグ=「h1」タグ

各ページを作成するにあたり、そのページのキーワードを被リンクワードとして使い、さらに<title>に配置、そして、SEOではスタンダードとなりつつある<h1>タグにもいれこみます。
<h1>タグに関してはデザインとの戦いになってきますが<body>タグのすぐ下に配置するようにします。
あとは文章のバランス。
当然、そのキーワードだけがタイトルとなっているサイトはやめましょう。

CSSスプライトを施す

被リンクにテキストを入れ込むためにはリンクがイメージ(画像)ではダメです。
画像リンク(ボタン等)はCSSスプライトを施してテキストからのリンクに変えます。
画像にalt要素を書いておけばいいのでは?という意見もあるかもしれませんが、はっきり行って効果が格段に違います。

■ 余計なタグは使わない

当然のことながら<table>でのレイアウトは厳禁。
<div>とCSSでレイアウトしましょう。
ナビゲーション部分は出来ればリスト<ul>、新着情報などは<dl><dt><dd>、
メインのコンテンツ部分は<h2><p><h3><p>といった構造が理想的。
この辺りはデザインとの絡みもあるのでバランスを考えてコーディングするしかありません。

■ ワードのバランスがミソ

あとは、全体のキーワードのバランスを定期的に変えてみて様子をみるといいと思います。
キーワードが多すぎると各ワードに対する重要度が落ちてくるので注意。
個人的にはせいぜい1ページあたり5つ程度までと考えています。
もちろん、そのページメインのキーワードも意識して配置していきましょう。
ここでやっちゃダメなのはたんなるキーワードの羅列。
見栄えが悪いだけではなくスパムと判断される可能性もあります。

swfobjectを使う (オマケ)

これは場合によってはスパムと判断されかねないのでオマケ程度に紹介。 
FlashはSEOの天敵ですが、どうしても導入したい場合はswfobjectを使って<div>をflashに置き換えています。
これを使うと、置き換えられる前の<div>にSEOの為の文章を書き込むこともできるので重宝しています。
そういう意味ではFlashのないサイトよりもSEOがやりやすかったり。
ただし、過去にこれを採用したサイトで、Yahoo!で長いことインデックスされないことがあったり、突然のキーワード順位のランクダウンがあったりしました。

以上、僕が普段心がけている内部SEO(SEOコーディング)を説明させていただきました。
とはいえ、SEOは内部対策で30%、外部対策が70%と言われています。
そこで次回は「外部SEO(被リンクSEO対策)まとめ」をやりたいと思います。