□ ツイッター、メンション(mention)とリプライ(reply)の違い
まずはメンション(mention)とリプライ(reply)の定義の復習から。
リプライとメンションの違いですが、リプライは@IDで開始する文で、メンションは文途中に@IDが入ります。リプライは自分と@ID両方を同時にフォローしている人だけに表示、メンションは自分をフォローしている人全員に表示、という感じになります。
さっそく第一問から順番に解答。
問題の確認は以下【問題X】のリンクをクリックしてください。
□ 解答1 【問題1】
これは明確にリプライ(reply)ですね。「@ID」を使った表記でもっとも一般的なものです。
この場合、リプライ先とリプライ元(ツイートしている人)の両IDをフォローしている人のタイムラインにツイートが流れます。
この形を仮にリプライ型とでもしておきましょう。
□ 解答2 【問題2】
使い方としてはリプライ(reply)と同じですがですがこれはメンション(mention)になりますね。
この場合、ツイートしている人(メンション元)をフォローしている人全員のタイムラインに流れます。メンション先は関係ありません。
この形をメンション型とでもしておきます。
□ 解答3 【問題3】
「twitter for iPhone」等で「全員に返信」を選んだ場合にこうなります。
この場合は最初のIDはリプライ型、2番目以降のIDはメンション型となります。
ということは最初の@IDだけがリプライ(reply)で2番目以降はメンション(mention)ということになりますね。
でも、個人的にはこれは全部リプライ(reply)でいいと思うのですが。。
なお、最終的な公開範囲は「最初のIDに対してのリプライ型」+「2番目以降のID」となります。
また、ここでちょっといたずらをして「全員に返信」を選んだあとにIDの並びを変えてみると並び替えたあとの最初のIDがリプライ型になるのかと思いきやそうはなりません。
これは、返信(リプライ)を選んだ段階で「このツイートは返信元に対してのリプライです」といった内容のデータを埋めこむからで、そのデータは以下のようなものになります。
□ Twitter APIで「この発言に対するレス」が可能に - F.Ko-Jiの「一秒後は未来」
in_reply_to_status_id という要素と in_reply_to_user_id という要素にそれぞれ id が設定されているこの要素がない場合は、先頭のIDに対してリプライ型になるようです。
□ 解答4 【問題4】
複数リプライ(問題3のパターン)に対して非公式RT(公式RTでも同様)をした図。
この場合は全IDに対してメンション(mention)ということになります。
もちろん、公開範囲もメンション型です。
□ 解答5 【問題5】
明確にメンション先として明示せずに会話の中で言及している特殊なパターン。
これもメンション(mention)ということになります。
この場合、どう考えてもリプライ(reply)とはいいませんものね。
□ 解答6 【問題6】
前者はリプライ(reply)。後者は会話の中で言及しているメンション(mention)のパターン。
実はこれは、読んだ感じは違いますが「問題3」のパターンと一緒です。
こちらですと明確にリプライ(reply)とメンション(mention)とに区別できると思います。
□ 解答7 【問題7】
これは非常に難しいパターン。
結論から言うと全てメンション(mention)になります。
ところが実は文頭にある「.」を取ると、最初の@IDがリプライ(reply)になってしまいます。
ただし、この場合明確に@kisaiyaさんに返信したわけではないのでおかしなことになってしまう。
したがって、頭に「.」(実際はなんでもいいみたいですが大体「.」を付けるみたいです)を付けてリプライ型からメンション型にと操作しているわけです。
といったところでまとめると、やはりはっきりしない微妙な部分が残ります。
特に、複数リプライ(リプライと言ってしまっていますが。。)。
先頭のIDのみリプライ(reply)で2番目以降がメンション(mention)なんておかしいですよね?
さらに、リプライ(reply)の前に「.」を入れることでメンション(mention)に変わってしまうというのも微妙。
これは、リプライ(reply)をタイムラインのみんなに見せたいときに使うこともあるのですが、リプライはやっぱり「.」を入れてもリプライだと思うのです。
複数リプライに関しては送信時に並びを変えることでいったいどれがリプライ(reply)なんだ?って状態にさせることもできるし。。
もう、メンション(mention)もリプライ(reply)も一緒ってことにできませんかねぇ。。