Flash CS3以上で使うActionScript3.0を集中的に勉強しています。
といっても、書籍を借りて読んでいるだけ。
今、読ませていただいているのはアメーバピグなんかを作った浦野大輔氏による「プロからやさしく学ぶActionScript3.0」です。

プロからやさしく学ぶ ActionScript 3.0プロからやさしく学ぶ ActionScript 3.0
著者:浦野 大輔(株式会社サイバーエージェント)
販売元:インプレスジャパン
発売日:2010-01-22
おすすめ度:3.0
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ここでは特にActionScript2.0以前との違いについて中心に解説したいと思います。
2.0以前にもあった部分や、他言語にも共通する部分(「if else」や「for」等)は解説しません。

スクリプトの書く位置がキーフレームもしくは外部ファイルのみ

今まで使えていたボタンやムービークリップに書く「ボタンアクション」、「ムービークリップアクション」が使えなくなりました。
Flashファイル内では「フレームアクション」のみ使えます。

イベントに関する記述が変わっている。

「on(rollOver)」等のマウスイベント、および「onClipEvent(enterFrame)」、「onClipEvent(load)」等が使えなくなりました。
一方で「addEventListener()」といったメソッドでそれらを制御することができます。
buttom.addEventListener(MouseEvent.CLICK, trace);
人によってはこれでかえって複雑になったという人もいますが個人的にはシンプルでわかりやすくなったと思います。

変数や引数の書き方が変わった

変数にデータ型を附記して書くようになりました。
var xx:int;

厳密なオブジェクト指向プログラミング言語になった

ここが一番重要でかつ一番わかりづらいところ。
オブジェクト指向プログラミングでは、すべてのデータを「あるクラス(データ型)のインスタンス(データ)」として扱います。
実は上記変数や引数につくデータ型もクラスです。

以上、それぞれの詳しいことに関してはまた別の記事で解説します。