最近、ちょっとしたことで抜けることがあって、事業運営の流れを説明した「PDCA」とプロモーション活動の流れを説明した「AIDMA」がごっちゃになり、はてには訳の解らん英文字が頭の中に浮かんでくるようになってしまったのでここで改めて各々説明づけておこうと思いました。
まあ、これだけ覚えてもどうしようもないのですがとりあえず、勘違いだけはしたくないですから。

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PDCAサイクル - Wikipedia
事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。
ということで、こちらは経営用語。
会社経営や事業運営における運営上のかたちの一つ。
具体的には
  1. Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
  2. Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
  3. Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
  4. Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする
となり、「A」までいくとまた最初の「P」に戻って繰り返しとなる。
ちなみに当社の場合「DDDD」に近いものがあります。

AIDMA - Wikipedia
広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスを示した略語
ということで、こちらはマーケティング用語。「アイドマ」と読む。
消費者が広告を見てどのような経緯をたどって購入まで至るかを説明づけたもの。
具体的には
  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)
となる。
Webマーケティングに見立てて、コンバージョンまでに5つの関門(Webページ)があると考えてみてはどうだろう?
まず最初のページでは、注意(Attention)を訴求ポイントとし、次に、関心(Interest)、そして、欲求(Desire)、記憶(Memory)、行動(Action)へとそれぞれ訴求ポイントの違うページに移動するといったイメージ。
そのページがそれぞれ、チラシだったりDMだったり別の媒体になっているという考え。
もちろん、AIDMA全てを満たす媒体もあるかもしれない。
サイトだったらインターフェースを工夫すれば可能な気がするなぁ。。

なお、インターネットの普及した現代では以下のように言う場合もある。
  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Search(検索)
  4. Action(行動、購入)
  5. Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)
読みは「アイサス」もしくは「エーサス」。余談だが電通の登録商標だそうだ。
関心(Interest)を持った段階ですぐ検索(Search)して行動、購入(Action)するという考え。
ただ、前述で「AIDMA」をWebマーケティング(Webサイト)に置き換えたように、Search(検索)とAction(行動、購入)の間にAIDMAは存在するのでやはり、AIDMAはおさえておいた方がいいと思う。

また、AIDMAから記憶(Memory)を抜いたAIDA(アイダ)。※こちらの方が海外ではよく使われているらしい
AIDMAの記憶(Memory)を確信(Conviction)に変えたAIDCA(アイドカ)ってのもある。
うーん。ここまで覚えようとすると余計こんがらがっちゃうと思うのでとりあえず、「PDCA」と「AIDMA」だけは覚えておこうっと。