twitterでたびたび見かける「リナカフェ」。
秋葉原という場所柄に加え、「リナ」を女性の名前に変換してメイド喫茶か何かだと思ってましたが、これは間違い。
「リナ」は「里奈」でも「利奈」でもなく第3のOS「リナックス」のことです。
日経 Linux (リナックス) 2009年 11月号 [雑誌]
販売元:日経BP出版センター
発売日:2009-10-08
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正式な名前は「カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店」。
通称「リナカフェ(リナックスカフェ)」と言われています。
入っているお店は普通のフランチャイズの喫茶店(カフェソラーレ)なのですが、「秋葉原」という場所柄、そして、お店の入っているビルが「リナックスビル」。さらに、そのビルに入っている企業がまさに「株式会社リナックスカフェ」ということもあって、インターネット界隈に精通している人々の集いの場としてにぎわっているようです。
特にtwitterとの絡みは深く。「リナカフェなう」は、ツイッタッター(twitterをやっている人)の一度はつぶやいてみたい言葉となっている様子。(ホントかな)
また、「株式会社リナックスカフェ」の絡みで、カフェだけではなく、ビル全体を使って様々なセミナーやイベント等も行なわれているみたいです。
■CAFFE SOLARE カフェ ソラーレ
■株式会社リナックスカフェ
上記「株式会社リナックスカフェ」の1コンテンツ「リナックスカフェとは」から一部引用させていただきます。
2001 年5月、千代田区の有休施設である下島ビル(千代田区外神田3-13-2) の利用に関して、千代田区による公募が行われ、最終的に7法人が応札。その結果、株式会社ビジネスカフェジャパンによる「リナックスカフェ・プロジェクト」が第1位で選出された。この結果下島ビルは、リナックスビルと改名し、株式会社リナックスカフェによるオープンソースのプラットフォームとして、再建されることになった。
リナックスカフェの当初の事業計画は以下のようなものであった。
1.リナックス関連技術の基礎研究(オープンソース研究所)
2.オープンソース技術コンサルタントおよび技術者の教育
3.リナックスサポートセンターおよび検証センター
4.一般ユーザがリナックスを体験するためのインターネットカフェの運営
以下、リナカフェについて書かれたサイトを紹介
□リナカフェとは (リナカフェとは) - ニコニコ大百科
もともとはLinuxを触れたことのないユーザーにLinuxの普及を図るためのネットカフェとして、2001年12月5日に株式会社リナックスカフェと株式会社プロントの協業で開店した。しかしLinux(ひいてはオープンソース)の普及を図るという当初の目的は頓挫し、無料無線LANも消滅し、現在ではリナックスカフェという名前だけを残し、ごく普通のカフェとして繁盛している。当初の目的は頓挫? 違った形で成功しているような気もします。
□リナカフェ / 高密度小池
リナカフェに何故 Twitter ユーザーが集まっているかと言うと、話は去年の 12 月に遡ります。去年の 12 月に Twitter 忘年会というオフが盛大に開催され 180 人の参加者を集めました。んで忘年会の昼頃にたまたま自然発生的にリナカフェに人が集まり、入口を占拠しては店員に怒られたりして、リナカフェという存在が周知され、以後なんとなくそこに人が集まるようになったという次第です。文中の去年とは2007年に当たります。
□リナカフェ怖いです - さまざまなめりっと - はてなグループ::ついったー部
そしてリナカフェは伝説になった。
以上、紆余曲折もあったみたいですが、ツイッタッター(twitterをやっている人)にとってリナカフェは聖地のようなものなのでしょう。
それが証拠に、twitterでリナカフェに関するつぶやきが途絶えることはありません。
□Twitter / Search - リナカフェ
■ 2012年1月17日追記
リナカフェは去年のクリスマスを持って無くなってしまったようです。
結局一度も行けなかったなぁ。。