あわせて、どこでどういった料金が発生するかも書いておく。何かのときに参考になるかもしれない。
ドメインネーム紛争
著者:松尾 和子
販売元:弘文堂
発売日:2001-11
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まずは、問い合わせに対してのYahoo!側からの説明を引用。
ジオプラスの無料ドメインの移管をご希望の場合は、ジオプラスを利用停止し、Yahoo!側でまず、上記の手続きをしなければならない。
7日以内にドメインのみ再取得してから、年単位の契約に変更したうえで、
更新日以降に移管手続きをお願いいたします。
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1. ジオプラスを解約してください。
(ジオプラス解約と同時にドメインが解約されます)
※直接ドメインを解約すると移管手続きが行えません。
2. 解約後、7日以内にドメインのみ再取得してください。
※7日間の有効期限をすぎると、ドメインは再取得できません。
解約となり、移管も行えません。
3. 契約期間を変更してください。
※契約期間変更は、ドメイン取得日から10か月後です。
4. 契約期間が変更されたら移管先で手続きを開始してください。
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※契約期間が実際に年払い契約になるには、次回更新日以降と
なります。そのため、最短で移管手続きが行えるのは、次回の
更新日以降となります。あらかじめご了承ください。
※いまジオプラスを利用停止しドメインのみ再取得を行っても、すぐに移管が
できるわけではございませんので、十分にご注意ください。
※月払いから一括払いに変更できる「契約期間変更可能期間」は、
ドメインの取得から10か月後となります。
※ドメインの次回更新日は、ドメインコントロールパネルでご確認ください。
それぞれのお金の流れは以下の通りになる。
「1.」の地点でジオプラスが解約される。よって「−525円」
「2.」を行なうことでYahoo!ドメインの月額料金が発生する。今回は「+300円」
「1.」と「2.」の間には7日間の猶予があり、これを考慮して月をうまくまたがるように手続きをすれば余分なお金がかからなくて済む。
その後、「3.」が可能になるまでの間、月々Yahoo!ドメインの月額料金がかかる。
(この間にさくらインターネットでサーバー契約し、同ドメインのサイトオープン)
ドメイン取得後10か月以上たったので「3.」の手続きをオンラインで行なう。この段階では年額の料金は発生しない。
「3.」のあと、2ヶ月ほおって置くと年額料金が取られるのでそれまでにLivedoorで手続きしよう。
「4.」移管先Livedoorドメインでの手続きに進むその前にYahoo!ドメインから認証コード(Auth-Code)を聞いておく。これはオンラインとかじゃ確認できないので問い合わせメールで。
ところが、「3.」の手続きを済ませてすぐ「認証コード(Auth-Code)を教えてくれ」と問い合わせをすると、認証コードには一切触れていない上、以下のような一文の入ったメールが返信されてきた。
※月払い契約から年払い契約に変更を行いましたら、次回の更新日以降に移管手続きをお願いいたします。
結局この「次回の更新日」が「年間料金発生日」になっていたようで、2ヶ月すぎて料金が発生するまで移管手続きできませんでした。
今回は「更新日」というのが「契約更新日」なのか「ドメイン更新日」なのかがポイントとなりました。
結局「契約更新日」=「ドメイン更新日」=「年間料金発生日」となっていたようです。
で、その料金。1年「+3,240円」
とりあえず1年間はYahoo!ドメインのお世話になることにしました。
けど、このまま忘れちゃいそうで怖いんだよなぁ。。
最後に図にしてみました。
ジオプラスでに無料で使えるドメインを使っていた人がドメインを移管するためには、ジオプラスを解約(その結果、ドメインも解約)してから、ドメインを再取得し直し、さらに契約期間を月額から年額に変更しなければならないらしい。
そして、実際にドメインの移管手続きが行えるのは、どんなに早くてもドメインを再取得してから1年後になるらしい(年額に契約期間を変更してもそれが有効になるのは1年後)。
信じられない・・・。
こんな重要な事をメールでしか確認出来ないし、それも毎回分かり辛い内容の回答しか得られず、肝心な部分には遠回しにしか触れていない。
だいたい「次回更新日」って何なんだ。
わけのわからないヤフーの身勝手な制限だ。