当社で設定したAnalytics(Google提供のアクセス解析)のアクセスログがお客さんのところで見れないと相談を受けた。
通常、当社のアカウントでAnalyticsを設定していても、お客さんのアカウントをユーザー登録してあげることで、先方でも見れるはずだ。
果たしてどこがまずかったのか?

ECサイト4モデル式 Google Analytics経営戦略 (ビジネスアスキー)ECサイト4モデル式 Google Analytics経営戦略 (ビジネスアスキー)
著者:権 成俊
販売元:アスキー・メディアワークス
発売日:2008-09-25
おすすめ度:5.0
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他アカウントをユーザー登録するにはAnalyticsトップページより、該当のアカウントをクリックし(他アカウントへのアクセス権が設定されていない場合は必要なし)、該当のプロファイルの「編集」をクリックする。
下の方に行くと、「プロファイルへのアクセス権を持つユーザー」という項目があるので「ユーザーを追加」をクリック。
こちらに追加したいユーザーのメールアドレスを入力していくのだが、ここで注意が必要。
ここでいうメールアドレスとはGoogleにより与えられたGmailのアドレスではなく、アカウントを取得したときに使った本来のメールアドレスでなければならないのだ。

つまり、ここでGoogleから提供されたGmailのメールアドレスを入力していたために、お客さんのところでアクセスログが見れなかったということになる。

おそらく、ログイン時にはGmailアドレスでも登録時のアドレスでもどちらを使ってもログインできてしまうためにそのような勘違いをしてしまったのだろう。
つまり、GoogleのいうメールアドレスとはGmailのことじゃなく、登録時のメールアドレスのこと。
覚えておきましょう。