この特別な日も、現地中国ではまったく通常と変わらない様子。
むしろ、触れちゃいけないような空気さえ感じるほどだそうです。
そして、何かあるごとにアクセスを遮断するのがあたりまえの中国ですが、
「天安門事件」と中国Yahoo!で検索しても以下のような表示になって何も出てきません。
天安門事件_雅虎网?搜索 via kwout
googleではいくつかヒットしていますが、政府に検閲されているそうなので、もしかすると何らかの情報操作が行なわれているかもしれません。
それを証明するかのような記事を見つけました。
□らばQ:中国版Google「天安門」の検索結果が海外で話題に、外国人たちのコメントは…
いくらなんでも、ブログまでは検閲できないだろうなぁと思うのですが、どうも、中国ブロガーの間では「天安門事件」と書くだけで「逮捕」「拘束」されるという噂が流れているようです。
日本でも似たようなのありましたねぇ。
「原子爆弾の作り方」と検索すると公安にマークされるとか何とか。
日本の場合は都市伝説ですむのですが、中国の場合あながちただの噂とも言い切れないかもしれません。
ということは、もし、僕が中国に住んでいたとしたら、逮捕・拘束されちゃうんでしょうか?
それとも、日本にいても何らかの影響が及ぶのでしょうか?
心配になってgoogleで「天安門事件 blog」と検索してみると、中国語読めませんが結構天安門事件をネタにしたらしいブログがヒットしました。
もっとも内容までは分からないので内容によってはもしかしたら本当に(逮捕・拘束も)あるのかもしれませんね。
□天安門事件から20年--記念日に向け多くのサイトでアクセスが遮断:ニュース - CNET Japan
□中国の天安門広場に傘を持った謎の男たちが出現、報道陣の取材を一斉に妨害 - GIGAZINE 【5日追記】
この記事によると、現地時間の6月4日にCNNのレポーターであるJohn Vause氏が中国の天安門広場で取材を行っていたところ、雨傘を持った謎の男に取材を妨害されたそうです。謎の男はカメラの前で傘を広げて、天安門広場の様子を撮影できないようにしていたとのこと。
革命寸前―天安門事件・北京大生の手記
著者:沈 トン
販売元:草思社
発売日:1992-04
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