「才能の無駄遣い(才能の無駄使い)」といった言葉が旬な時期があった。
今でも、ニコニコ動画あたりで「才能の無駄遣い(才能の無駄使い)」で検索すると多くの才能を無駄遣いした動画を見ることができる。
ところが待てよ? 何を持って無駄遣いとしているのか?
これだけ大勢の人たちに感動を与えている行為のどこが無駄なのか?
つまり「資本主義」である。

■才能の無駄遣いの例

こくばん.inに投稿されたタモリさん

マリオBGM神演奏


さて、何故今になって「才能の無駄遣い」をネタにしたかというと、以下の記事がきっかけになっている。
mixiが16歳のツンデレ女子高生「美釧萌香」を開発、コーヒーのドリップ開始と完了をオンラインで通知 - GIGAZINE
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)業界最大手である「mixi(ミクシィ)」のエンジニアが「美味しいブラックコーヒーを毎日浴びるように飲みたい!」という思いから、オンラインコーヒーメーカー「美釧萌香(みくしもか)」を開発しました。
(中略)
詳細は以下の通り。
mixi Engineers’ Blog >> オンラインコーヒーメーカー「萌香たん」とはじめるドキドキ☆コーヒーブレイク

この記事をみて、ふと下の記事を思い出した。
Elementary, ... Googleで「はらへった」と検索するとピザが届くようにするまで

どちらもすばらしく、ぜひ一度は使ってみたいシステムだがいったいどれほどの需要があるのやら。。

そこでちょっと考えた。
これからは、こういったものの価値が高くなっていくんじゃないか?
そもそも、普通の商品(モノ)は売れていない。
一方で元々需要の低いニッチ市場への不況の影響はさほど高くないはず。
さらに、モノとして残らないSNS各社のアバターが売れているというが、
モノよりもサービス重視といったお金の使い方に変わってきていると思われる。

キーワードは「サービス」そして「ニッチ市場」。
これからビジネスはこの二つを中心に回っていくような気がする。