Seagate製のHDDがアクセス不能になるといったトラブルも記憶に新しいですが、最近ではHDD(ハードディスク)に勝るとも劣らないSSD(フラッシュディスク)も出てきたようで、果たしてどっちがいいのか色々調べてみました。


高速SSDとHDDの性能の差はどれほどか実際に比較してみました - GIGAZINE(2007/7/25)
MTRON製高速SSD64GBモデルを借りることが出来たので、HDDと起動時間やベンチマークの比較をしてみました。
WESTERN DIGITALのS-ATA接続HDD「WD3200JS」を使用した場合と比較してみました。
まずはベンチマーク測定ソフト「CrystalMark 2004R2」を使用してベンチマーク比較。
(SSDは)HDDのベンチ結果が約1.6倍になり、総合結果も若干上がっています。
HDDやフラッシュディスク、USBフラッシュドライブの性能を測定する「FDBENCH」でも計測してみました。
(SSDはHDDに比べ)ランダムリードが約8倍になり、ランダムライトの数値が少し下がっています。
Windows エクスペリエンス」でも計測。
HDDのデータ転送速度は5.4ポイント。
SSDの場合は5.7ポイント。僅かに上がっています。
といった具合。
記事では起動にかかる時間も計測していて、それも含めこの時期ですでにSSDがHDDの数字を上回っています。

さて、時代は代わり(ホント、最近時間の流れるのが早いですねぇ。。)今年。
HDDと付け替えできるSSDなんかも発売されSSDの実力がさらに明白になってきました。
これがSSDの実力、古いパソコンをSSDに換装すると爆速で起動可能に - GIGAZINE(2009/1/28)
古いパソコンでも利用可能な爆速、長寿命を実現したSSDを発売することをお伝えしましたが、実際に古いLet'snoteのHDDをSSDに換装したムービーが登場しました。
古いパソコンであるにもかかわらず、ありえない早さで起動できるようになっており、SSDの実力を思い知らされる内容になっています。


実力が明白になると同時に、価格もお手ごろになってきています。
記録容量120GB、高速タイプのSSDが2万円割れ - GIGAZINE(2009/2/7)
Intelの爆速モデルのSSDが半額以下になるなど、SSDの価格の下落が続いていますが、120GBモデルの高速タイプのSSDが2万円を割ったことが明らかになりました。
価格を考えても、SSDの勝ちは明白?

と思ったら、かなり前の記事でこんな記事見つけました。
「SSDが主流に」、HDDではもう対応できないストレージ最前線 − @IT(2008/2/13)
ハードディスクドライブ(HDD)と比較してI/Oのパフォーマンスが30倍高速ながら、低消費電力を実現すると強調。
この地点で、すでにサーバーにSSDを導入するといった話があったようです。
問題はコストですがそれもあっという間に安くなってきているようだし、
これからは、間違いなくSSDの時代が来るでしょうね。

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