□livedoor ニュース - IT企業も無視できなくなった環境対策 「検索2回でやかんが沸く」報道に米グーグル反論
http://moneyzine.jp/article/detail/123169
これまで環境対策は製造業を中心に求められてきたが、最近ではIT企業などへも環境意識が求められている。今年に入ってからは英サンデー・タイムズが掲載した米グーグルに関するある記事がきっかけとなってIT業界の環境への取り組みに対し論争が巻き起っている。その記事は「米検索エンジン大手グーグルで 2回ネット検索を行うとやかん(電気式)でカップ1杯分のお湯を沸かすのに匹敵する二酸化炭素を排出する」というもの。ハーバード大学の物理学者アレックス・ウィスナーグロス氏の研究によって発表された。
2回ネット検索をするだけでカップ1杯分のお湯が沸く(のと同じだけCO2を排出する)そうだ。
これは思ったよりもずっとエコじゃない。
ただ、これに対してGoogleは以下のように反論。
記事によるとネット検索1回分あたり、二酸化炭素7グラムを排出するということだが、グーグルはこれに対し二酸化炭素排出量は約0.2グラムにすぎないと反論している。(中略)「ネット検索は外出を減らす。自動車で1キロ運転すればグーグル検索の1000回分の温室効果ガスを排出する」つまり実際は学者の出した数字の1/35しか出ていないと言っている。
具体的には、自動車で1キロ運転するのとグーグル検索1000回分がだいたいCO2排出量で同じになるということだ。
自動車が1キロ走る間に検索1000回なんて無理だということを考えると自動車に比べたらエコだということになるが、CO2を出していることに変わりない。
それに、自動車と比べてもねぇ。。
いずれにしても、思っていたほどITはエコじゃないってことらしい。
考えてみればパソコン使うのだって電気使っているわけですからね。
問題はその電気をどうやって作っているかです。
そういえば、お正月に行った丹後半島のスイス村には風力発電施設がありました。

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